AIタスク向けにGPUサーバー「Octoerver」を構築し、RTX 3090グラフィックカードを搭載してGPUレンタルプラットフォームでの収益化を目指すプロセスを紹介しています。
主なポイント:
- Octoerverのスペック: AMD EPYC 7543 CPU、256GB RAM、8TB NVMeストレージを搭載し、6基のRTX 3090 GPU(各24GB VRAM)を組み込んでいます。
- 目的: Corefleet.AIやVast.AIなどのプラットフォームでGPUをレンタルし、AI関連の計算能力を提供することで収益を得ることを目指しています。
- 接続と冷却: PCIe 5.0 x16接続に対応し、ホットスワップ可能なファンや電源ベイを備えるなど、高性能GPUの運用に適した設計です。
- 電力と熱: 6基のRTX 3090はアイドル時でも約5A(約1200W)を消費し、フル稼働時には2500Wを超える消費電力が予想され、適切な冷却と電源供給の重要性が強調されています。
- ソフトウェア: HiveOSをインストールし、その上にCorefleet.AIを導入してGPUの管理とレンタルを行います。
- 収益性への期待: Vast.AIの価格設定と比較し、1日あたり24ドルのレンタル料を目指しており、その収益性に期待を寄せています。
結論:
高性能なGPUサーバーを構築し、AI計算能力をレンタルすることで収益化を図るという、新たなビジネスモデルへの挑戦が示されています。初期設定の複雑さや電力消費、熱対策といった課題はあるものの、AI需要の高まりとともに、このようなGPUレンタルサービスが注目される可能性があります。