【レビュー】GMKtec EVO-X2：Ryzen AI MAX+ 395搭載のモンスターミニPC
今回ご紹介するのは、GMKtec AMD Ryzen AI MAX+ 395を搭載したミニPC「EVO-X2」。その驚異的な性能は、ゲーミングPCに匹敵するだけでなく、AI処理能力においても従来のPCとは一線を画します。
驚異的なスペック
EVO-X2は、CPUにRyzen AI MAX+ 395、GPUにRadeon 80Sグラフィックスを搭載。メモリは最大128GBまで対応可能で、今回レビューしたモデルは64GBのメモリと1TBのSSDを搭載しています。このハイスペックな構成により、ミニPCとは思えないほどの高いパフォーマンスを発揮します。
AI性能の進化
特筆すべきは、そのAI性能。AMDのAI技術は、これまであまり注目されてきませんでしたが、最近ではRadeonでのAI利用環境が急速に整備されています。EVO-X2は、NPUを搭載し、50TOPSという高い処理能力を誇ります。これにより、従来ではハイスペックなゲーミングPCでも扱えなかったような大規模なAIモデルも、このミニPCで動かすことが可能になりました。
ゲーミング性能も妥協なし
もちろん、ゲーミング性能も非常に高く、多くのゲームを快適にプレイすることができます。内蔵GPUでありながら、その性能はディスクリートGPUに匹敵し、高画質設定でも安定したフレームレートを維持します。
まとめ
GMKtec EVO-X2は、ミニPCの常識を覆す、まさに「化け物」クラスの性能を秘めた一台です。AI開発から本格的なゲーミングまで、幅広い用途で活躍してくれること間違いありません。ただし、その性能に見合うだけの価格となっている点には注意が必要です。
