2025年のPCパーツ市場に、大きな価格破壊の波が訪れています。特に注目されているのが、アッパーミドルレンジのグラフィックボード、NVIDIAのGeForce RTX 5070 Tiです。このモデルが、ついに14万円の壁を突破し、13万9980円という衝撃的な価格で販売され始めました。
供給不足からの回復と価格下落
2025年の上半期、グラフィックボード市場は混乱の最中にありました。前世代であるRTX 4000シリーズの供給が2024年末から停止した影響で、後継のRTX 5000シリーズは深刻な供給不足に陥っていました。特にRTX 5070より上位のモデルは慢性的な品薄状態で、定価を大幅に上回る価格での取引が当たり前となっていました。
しかし、5月に入ると状況は一変します。品薄が解消に向かい、高騰していた価格も徐々に下落し始めました。そして今回、ドスパラで販売されているPalit製のRTX 5070 Tiが、定価の14万8800円から6%も安い13万9980円で提供されるに至ったのです。
ライバルAMDへの影響
この価格変動は、ライバルであるAMDの競争にも大きな影響を与えています。これまでRTX 5070 Tiの対抗馬とされてきたRadeon RX 9070 XTは、性能は近いながらも価格の安さで人気を集めていました。しかし、今回の値下げにより、そのコストパフォーマンスの優位性は大きく揺らいでおり、価格面での差はわずか3%程度にまで縮まっています。
レイトレーシング性能や対応ゲームの多いDLSSといった要素を考慮すると、今アッパーミドル帯のグラフィックボードを求めるユーザーにとって、RTX 5070 Tiは非常に魅力的な選択肢として浮上してきたと言えるでしょう。
ネットの反応
この価格変動に対し、ネット上では様々な反応が見られます。
- 「ついに来たか。14万切りは普通に買える。」
- 「半年前の阿鼻叫喚が嘘みたいだな。待ってたやつ大勝利。」
- 「ドスパラか。他のショップも追随してくれたら嬉しいんだが。」
- 「13万9980円って値付けが絶妙にうまいよな。」
- 「これでラデオンの優位性がほぼ消えたな。DLSS使えるNVIDIAになるわ。」
- 「いやいや、ラスタ性能ならまだAMDも負けてないだろう。FSRも良くなってるし。」
- 「5000番台は高すぎて様子見だったけど、この値段ならマジで検討する。」
- 「というか発売当初の価格が異常すぎただけでは。本当それ。やっとまともな値段で買えるようになったって感じ。」
- 「円安なのにここまで下がるってことは元の仕入れ値は相当安いんだろうな。」
- 「Palit製か。品質とか冷却性あたりってどうなんだろう。」
- 「5070Tiでこれなら無印の5070は10万切りあるか。」
- 「4000シリーズを高値で掴んじゃった人は涙目だろうな。」
- 「ライバルがいるって大事だな。AMDが頑張ってくれたおかげで安くなった面もある。」
- 「コスパ3%なら誤差だな。安定性とか考えたらGeForce選ぶわ。この調子で5080も20万切ってくれないかな。」
- 「供給が安定したってことか。もう買い控える必要もなさそうだな。」
- 「1ヶ月前に15万で買った俺。静かに無言で泣く。」
- 「価格は水物だから仕方ない。どんマイ。」
- 「この夏自作PC組むには最高のタイミングかもしれんで。CPUもメモリも安くなってるしな。いいぞ、いいぞ。」
- 「でもどうせすぐ次のシリーズの話が出てくるんだろう。俺は知ってるぞ。」
- 「PCパーツは欲しい時が買い時はっきりわかんだね。」
まとめ
今回のNVIDIA RTX 5070 Tiの価格下落は、PCパーツ市場に大きな変化をもたらしています。供給の安定化と競争の激化により、高性能なグラフィックボードがより手頃な価格で手に入るようになりました。CPUやメモリの価格も下落傾向にあるため、この夏は自作PCを組むには絶好のタイミングと言えるでしょう。