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【今週の自作PCニュース】SSD付き(変態)グラボが2本搭載に進化!/自己破壊機能付きSSD/Zen6のサンプル品/RTX5050が発売開始/Aviutl2リリース(2025年7月2週目)

今週の自作PCニュースでは、驚きの新製品や次世代技術の話題が満載です。

SSD付きグラボが進化!

ついに日本でもM.2スロットを2枚搭載できる「変態グラボ」が登場しました。これは、RTX 5060 Ti以下のGPUが内部的にPCIe 5.0 x8レーン接続であるにもかかわらず、物理的にはマザーボードとの接続に16レーンのPCIeスロットを使用するため、余った8レーンをM.2 SSDスロットとして活用するというものです。一見ネタ枠に見えますが、CPU直結のM.2スロットが増えるメリットや、グラボ側のヒートシンクやファンを利用した冷却機構が使えるため、実は実用性も兼ね備えています。

紙アプリ「AviUtl2」が公開!

長年愛されてきた動画編集ソフト「AviUtl」の完全新バージョン「AviUtl2」が電撃リリースされました。1997年リリースと言われる初代AviUtlから実質的にフルリメイクされ、インストーラーが付属したり、念願の64ビットネイティブ対応になったりと、令和の時代にふさわしい進化を遂げています。UIも一新され、まるで別のソフトのようですが、まだベータ版のため機能は限られているようです。

RTX 5050が発売開始!

5000番台のエントリーGPU「RTX 5050」が発売されました。国内価格は約4.5万円からとのことですが、現状では同価格帯でより高性能なRTX 4060が購入できるため、正直なところ現時点ではあまり買う意味はないかもしれません。

Zen 6のサンプル品がすでに存在!

次世代CPU「Zen 6」の話題も浮上しています。リーク情報によると、Zen 6の初期エンジニアリングサンプル品はすでにマザーボードメーカーの関連企業に渡っているとのこと。1CCDあたりのコア数が12コアになると言われており、メモリコントローラーも2基に増えるという噂もあります。さらに、X3Dモデルでは3D V-Cacheの増量も期待されており、ゲーミング性能の向上が予想されます。

自己破壊機能付きSSDが登場!

今週のネタ枠として、物理的にデータを破壊する機能が付いた新型SSDが登場しました。独立した自爆回路まで搭載しており、物理的にフラッシュメモリを破壊するギミックがあるとのこと。さらに、破壊中に停電しても自動で再開する機能まで備わっているという徹底ぶりです。スペックは一般的なGen4のハイエンドクラスで、読み込み速度は最大7000MB/s、容量も256GBから2TBまで用意されています。ある意味最強のセキュリティですが、本当に需要があるのかは疑問です。

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