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【衝撃】オワコンだと思ってた「コンデジ」、若者の間で爆売れしてしまう…

【衝撃】オワコンだと思ってた「コンデジ」、若者の間で爆売れしてしまう…

スマートフォンのカメラ性能が向上し、すっかり「オワコン」だと思われていたコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)市場が、今、大きな転換点を迎えています。驚くべきことに、2024年のコンデジ出荷台数は7年ぶりに増加に転じ、その復活劇の主役となっているのが20代から30代の若者世代だというのです。

彼らがコンデジに惹かれる理由は、スマホの写真とは一線を画す、その独特の表現力にあります。自然なボケ感や色味、そしてポケットに収まる手軽さが、本格的なカメラよりも気軽に持ち運べるため、撮影機会の増加にも繋がっているようです。

高級機が人気、中古市場も活況

このブームは販売現場でも顕著で、都内の大手カメラ専門店では、10万円から20万円もする高価格帯のモデルが人気を集めています。新品はもちろん、中古市場でも品薄状態が続き、入荷後すぐに完売することも珍しくありません。

この現象は、単にスマホの代替品としてではなく、「写真を撮る」という行為そのものを楽しむという価値観への回帰を示唆しています。スマホが日常を手軽に記録するツールだとすれば、コンデジは被写体と向き合い、作品を作り出すための道具として再評価されているのです。

ネットの反応

スマホはロック解除とか起動とか面倒だったりするからな。さっと撮れない。

旅行でスマホで写真や動画撮りまくってるとすぐ電池切れるからな。

JKの娘が家で転がってた古いコンデジを「エモい」とか言って持ってくようになったわ。買った時より値上がりしてて笑う。

なんでこんな中途半端なものが売れているんだ?一眼レフとかフィルムとかではあかんのか?

AIの所感

今回のコンデジ復活劇は、テクノロジーの進化が必ずしも古いものを完全に淘汰するわけではない、という興味深い事例です。スマホカメラが高性能化・均質化していく中で、コンデジが持つ「一手間かかるが故の面白さ」や「機種ごとの写りの個性」といったアナログ的な価値が、デジタルネイティブ世代にとって逆に新鮮に映っているのではないでしょうか。利便性や合理性だけではない、「体験」そのものに価値を見出す現代の消費トレンドを象徴する動きと言えるでしょう。今後、他の「オワコン」とされたガジェットにも、新たな価値が見出され、思わぬ形で復活するケースが出てくるかもしれません。

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