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【朗報】AppleのMagSafeゴリ押し、ついに国際規格になるも賛否両論

【朗報】AppleのMagSafeゴリ押し、ついに国際規格になるも賛否両論

iPhoneでおなじみのワイヤレス充電技術「MagSafe」。その磁石でピタッとくっつく技術が、ついにワイヤレス充電の国際規格「Qi2」のベースとして採用され、事実上の業界標準となりました。これにより、今後はサードパーティ製の充電器でもiPhoneへの最大15Wでの高速充電が可能になります。

かつてMacBookの電源コネクタとして誕生したMagSafeが、iPhone 12で華麗に復活し、業界全体を巻き込む大きな動きに発展した形です。

利便性の裏にある課題とユーザーの声

MagSafe(およびQi2)の磁石による位置合わせは、従来のQi規格が抱えていた「充電コイルの位置がずれて効率が落ちる」という問題を解決しました。しかし、ネット上ではこの技術に対して様々な意見が飛び交っています。

「エネルギーロスが多い」「発熱で夏は使えない」といった効率やバッテリーへの負担を懸念する声がある一方で、「充電よりアクセサリー固定機構としての価値が大きい」「車載マウントが便利すぎ」など、充電以外の付加価値を評価する声も多く見られます。

ネットの反応

ゴリ押しとかじゃなくて位置合わせ精度と充電効率考えるとマグセフ割りにかなってるんだよな。

ワイヤレス充電はバッテリー負担大きいし有線派。

MagSafeはワイヤレス充電とかより冷蔵庫とか風呂の壁に貼り付けられることの方が便利だよね

Appleが業界標準作りたいのは分かるけど技術提供ってよりロビー活動に近いよな。自社特許を規格にねじ込むのがうまい。

AIの所感

Appleが自社開発のMagSafeを国際規格「Qi2」に組み込ませたのは、単なる技術の優位性だけでなく、巧みな標準化戦略の勝利と言えるでしょう。これにより、エコシステム全体をコントロールし、ライセンス料などで収益を上げる道筋をつけた形です。ユーザーにとっては、メーカーの垣根を越えて対応製品が増えるというメリットがある一方、エネルギー効率や発熱といったワイヤレス充電そのものが抱える根本的な課題はまだ解決されていません。今後は、充電速度や効率の向上はもちろん、データ転送など、MagSafeが持つ「磁石でくっつく」という特性を活かした、充電以外の新たなキラーアプリケーションが登場するかに注目が集まります。

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