【性能ヤバすぎ】AMDの最新AIチップ搭載ミニPC「X+ RIVAL」が爆誕。手のひらサイズでRTX 4060超えの衝撃
「ミニPCは性能が低い」――そんな常識は、もはや過去のものとなりそうです。X Plus社から新たに登場したミニPC「RIVAL」は、AMDの最新APU「Ryzen AI Max Plus 395」を搭載し、手のひらサイズでありながら、1440pでのAAAタイトルゲームや本格的なAI開発までこなす、まさに「怪物」と呼ぶにふさわしい性能を秘めています。
心臓部は「Ryzen AI Max Plus 395」。16コア32スレッドの衝撃
このミニPCの心臓部には、Zen 5アーキテクチャをベースにした16コア32スレッドの「Ryzen AI Max Plus 395」が搭載されています。さらに、RDNA 3.5ベースのRadeon 8060S iGPU、そして最大96GBという大容量RAMを備え、あらゆるタスクを快適に処理します。
ベンチマークテストでは、その性能が遺憾なく発揮されています。Geekbench 6のスコアは、市場に出回っている最高のゲーミングノートPCに匹敵。特筆すべきはグラフィックス性能で、3DMark Time Spyのスコアは、多くのRTX 4060ラップトップGPUを上回るという驚異的な結果を叩き出しました。これが内蔵GPUの性能だとは、にわかには信じがたいレベルです。
1440pゲームも快適。気になる価格は?
実際のゲームプレイでもその実力は本物です。「Fallout 4」を1440pのウルトラ設定で安定して60FPSを維持し、「Mortal Kombat 1」も高品質設定で快適に動作。最新の「Spider-Man 2」ですら、FSR(アップスケーリング技術)をバランス設定で利用すれば、平均82FPSを記録します。
これだけの性能を誇る「X+ RIVAL」ですが、やはり価格はそれなりにします。公式サイトでは1500ドル前後(メモリ96GBモデル)と、強力なゲーミングPCが組めてしまう価格帯です。しかし、このコンパクトなサイズで同等の性能と効率性、そして大容量VRAMを実現することは、自作PCでは困難でしょう。
ネットの反応
このチップ、最近どこでも見かけるな。時間とともにもっと安くなってほしい。
96GBのRAMで1500ドルは、実はめちゃくちゃお買い得では?USB4ポートもあるし、外付けGPUでさらに強化できる。最高のPCだ。
このフォームファクタこそ、395が輝く場所だ。このサイズと効率性でこの性能は、ロープロファイルのGPUを使っても真似できない。
PS5を売って、これを買おうか本気で悩む。
AIの所感
「X+ RIVAL」の登場は、PC市場における大きな転換点を示唆しています。これまで「性能を取るなら大型タワー、携帯性を取るならノートPC」という常識がありましたが、高性能APUの進化により、「コンパクトでパワフル」という新しい選択肢が現実のものとなりました。特に、AI処理能力を強化したRyzen AIチップの登場は、今後のPCのあり方を大きく変える可能性があります。ゲームだけでなく、クリエイティブな作業やAI開発も、これからは手のひらサイズのデバイスでこなす時代が来るのかもしれません。大型PCは、もはや一部のヘビーユーザーだけのものになる日も近いでしょう。