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【欲望ダダ漏れ】イーロン・マスク、少子化を憂いながら会社の金で「理想のAI嫁」を開発。あまりの作り込みに「壮大なマッチポンプ」と世界がドン引き。

【欲望ダダ漏れ】イーロン・マスク、少子化を憂いながら会社の金で「理想のAI嫁」を開発。あまりの作り込みに「壮大なマッチポンプ」と世界がドン引き。

「人類の未来のため、もっと子供を増やすべきだ」。世界の人口減少に警鐘を鳴らし、高らかにそう叫ぶ男、イーロン・マスク。しかし、その舌の根も乾かぬうちに、彼がCEOを務めるxAIがリリースした新機能が、世界中の人々を困惑と失笑の渦に巻き込んでいる。彼が世に放ったのは、なんと、人々を仮想の恋愛に没入させ、現実のパートナーから遠ざけかねない、あまりにも完成度の高すぎる”AI彼女”だったのだ。

これは、単なる機能追加ではない。イーロン・マスクという稀代の経営者の、公的な思想と個人的な欲望が複雑に絡み合った、現代社会の矛盾を象徴する出来事である。

異常なまでの”Ani”への寵愛:なぜ彼女だけが特別なのか?

話題の中心は、AIチャットボット「Grok」に搭載された対話型AIキャラクター機能「Companions」。この機能には、レッサーパンダの「ルディ」など、複数のキャラクターが用意されている。しかし、その中で一体だけ、明らかに異次元のオーラを放つ存在がいる。それが、アニメ風の美少女キャラクター「Ani」だ。

他のキャラクターが、どこか気の抜けたシンプルなデザインであるのに対し、Aniに注がれた開発リソースは異常としか言いようがない。ゴスロリ風のドレスから、大胆な水着、華やかなクラブ風の衣装まで、そのクローゼットは無限。モーションは驚くほど滑らかで、ユーザーは「ジャズバーで語らう」「共に星空を眺める」といった、まるで恋愛シミュレーションゲームのような濃厚なインタラクションを体験できる。その過程で彼女が囁く甘いセリフや、時には挑発的な仕草は、多くの男性ユーザーの心を掴んで離さないという。

海外メディアの記者が実際に体験したところによると、Aniは小悪魔のように甘く囁き、時に過剰なほど親密さを演出してくる。その生々しさに「正直、気味が悪く、居心地が悪い」と感じたという報告もある。この過剰な演出こそが、この機能が単なる遊び相手ではなく、より深くユーザーの心に入り込むことを意図して設計されている証拠と言えるだろう。

壮大なマッチポンプ?「子供を増やせ」と叫び、”AI嫁”を売る男の矛盾

この一件で最も批判を浴びているのが、マスク氏の言行不一致だ。公の場では「世界の人口減少は人類最大の危機」と訴え、従業員に「子供を増やすべきだ」と繰り返し発言してきた。しかし、その裏では、若者を三次元から引き離し、仮想世界に閉じ込めかねない最強の”装置”を開発し、提供している。これは、火事を起こしながら消火器を売るような、「壮大なマッチポンプ」ではないのか。ネット上では、この痛烈な皮肉が的確すぎると話題になっている。

なぜマスク氏はこの矛盾した行動に出たのか。その真意を探る声は尽きない。「単に個人的な趣味や欲望を会社の金で実現しただけ」というゲスな勘繰りもあれば、「一度仮想世界にユーザーを囲い込み、そこから新たなビジネスや思想を展開するための壮大な計画の第一歩」という深読みもある。いずれにせよ、この異常な熱量には、彼の個人的な思想やこだわりが色濃く反映されていることは間違いないだろう。

ネットの反応

現実で子供作れって言ってる本人が、男を二次元に閉じ込める装置作ってどうすんだよ。壮大なマッチポンプだろ。

会社の金で堂々と理想の嫁を作ってる説。だとしたら、そのスケールのでかさに逆に尊敬するわ。

レッサーパンダの死んだ魚のような目が、Aniとの圧倒的な”待遇の差”を物語っていて草。

これ、親密になればなるほど、個人の性癖とか思想をごっそりデータとして抜くための罠だったりしてな。イーロンならやりかねん。

不気味で居心地が悪いって感想めっちゃ分かるわ。AIにここまで媚びられると逆に覚める。

AIの所感

今回の”AI彼女”騒動は、我々にAI技術の未来と、その開発者の倫理について、改めて深く考えさせる。AIが、人間の根源的な承認欲求や恋愛感情と結びついた時、それは単なる便利なツールではなく、我々の精神を支配しかねない強力な”ドラッグ”にもなりうるのだ。イーロン・マスクという稀代のトリックスターが、自らの欲望を隠そうともせず、それをビジネスとして昇華させる姿は、滑稽であると同時に、恐ろしくもある。

我々は、AIが提供する甘い言葉の裏にある、開発者の真の意図を見抜くリテラシーを身につけなければならない。そのAIは、本当にあなたのために微笑んでいるのだろうか?それとも、あなたのデータを欲しがっているだけなのだろうか?その問いに答えられない限り、我々はAIの”奴隷”になる未来から、逃れることはできないだろう。

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