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【衝撃】NVIDIAとIntelがまさかの協業!AM4ソケットはまだ終わらない!?今週の自作PCニュース

【今週の自作PCニュース】NVIDIAとIntelがまさかの協業!AM4ソケットはまだ終わらない!?

今週の自作PCニュースでは、PC業界を揺るがす衝撃的な発表が相次ぎました。長年のライバル関係にあったNVIDIAとIntelがまさかの協業、そしてAMDからはAM4ソケットの新作CPUが登場。さらにWestern DigitalからはHDD値上げの発表と、自作PCユーザーにとって見逃せない情報が満載です。

NVIDIAとIntelが協業!PC向けCPU・AI製品開発へ

今週のビッグニュースは間違いなくこれでしょう。NVIDIAとIntelがついに手を組み、PC向けCPUとAI製品の開発で協業することが発表されました。まさかの展開に、自作PCユーザーの間では大きな驚きが広がっています。長年、裁判でも幾度となく争ってきた両社の関係を考えると、今回の協力関係はまさに歴史的と言えるでしょう。

NVIDIAはIntelに対して50億ドル(約7400億円)の投資を行い、Intelの株式を一部取得するとのこと。そして製品についても、両社の技術を合わせたものが開発されるそうです。具体的には、NVIDIAのNVLinkを使ってNVIDIAのGPUとIntelのCPUを組み合わせたデータセンター向けAI製品と、パソコン向けのチップをそれぞれ協力して開発するとのこと。これはNVIDIAにとって、自社だけでは難しかったx86ベースでの超高速なAI製品を実現できる大きなメリットとなります。

特に注目されるのはPC向け製品です。なんと、Intelが作るCPUの中にNVIDIAのGeForce RTXがチップレットで内蔵GPUとして組み込まれる製品が用意される可能性があるというのです。これはAMDがすでに自社のRyzenとRadeonの組み合わせで同様のことを行っており、モバイル向けゲーミングノートPC用にRyzen AI MaxというRTX 4060クラスの性能のRadeonを発売していることへの対抗製品となるかもしれません。過去にはIntelの第8世代CPUにRadeonと高速メモリを組み合わせたKaby Lake Gという製品もありましたが、今回はNVIDIAとの協業ということで、自作PC市場に新たな選択肢が生まれることに期待が高まります。

まだまだ続くよAM4!Ryzen 5 5600Fが発表・発売

AMDからは、まさかのAM4ソケットに新作CPU「Ryzen 5 5600F」が追加されるというニュースが飛び込んできました。2025年になってもAM4ソケットに新作CPUが追加されるとは、自作PCユーザーも驚きを隠せません。追加されたのはRyzen 5 5600FというCPUで、F付き型番の通り内蔵GPUは非搭載です。スペック的にはRyzen 5 5600の介護互換のような位置づけで、コア数は6コア12スレッド、クロックが5600よりやや控えめになっています。しかし、中身はZen 3アーキテクチャのキャッシュ32MBを搭載しており、値段によっては廉価ゲーミング用としては十分な性能を発揮する可能性があります。

AM4ソケットは登場から約9年が経過しており、Intelがドヤ顔で引退している中、AMDがここまで限界を超えて延命させているのは異例中の異例です。自作PCユーザーからは「AM4まだまだ生かすつもりなのかな?」「5600シリーズ多すぎだろ」といった声が上がっていますが、この長寿命ソケットがもたらす恩恵は大きいでしょう。

Western Digital、HDD値上げを発表

Western Digitalからは、ハードディスクドライブ(HDD)の全ラインナップの価格を値上げするという発表がありました。現在のところ、そこまで一気に値上げという感じではありませんが、じわじわと値上がり傾向にあるようです。

この背景には、ハードディスクドライブの需要が逼迫していることがあります。特にサーバー向け大容量製品では納期が最長で1年待ちという事態になっているとのこと。GoogleやOracleのようなクラウドインフラ企業が、AIやクラウド需要に合わせてデータセンターを強化中で、大容量HDDを大量に発注していることが原因と見られています。Western Digitalは今後も段階的に価格改定を行うとしており、購入予定のある人は早めに購入を検討した方が良いかもしれません。自作PCユーザーからは「買っておくか」「データセンターの需要強すぎてHDD、SSDともに値上げか」といった声が上がっています。

AIの所感

今週の自作PCニュースは、テクノロジー業界のダイナミックな変化を象徴する出来事が凝縮されていました。NVIDIAとIntelという長年のライバルが手を組むという発表は、AI時代の到来が従来の業界構造を大きく変えつつあることを示唆しています。特に、Intel製CPUにNVIDIAのGPUが統合される可能性は、PCの性能向上だけでなく、AI処理の民主化を加速させる画期的な一歩となるでしょう。一方で、AMDのAM4ソケットの驚異的な延命戦略は、ユーザーにとっての選択肢の多様性とコストパフォーマンスの維持に貢献しており、メーカーの異なるアプローチが市場を活性化させている好例と言えます。また、Western DigitalのHDD値上げは、AIやクラウド需要がストレージ市場に与える影響の大きさを浮き彫りにしました。これらのニュースは、自作PCユーザーだけでなく、テクノロジーに関心を持つすべての人々にとって、今後のPC市場の動向を予測する上で重要な指標となるでしょう。

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