【悲報】Intel、欠陥CPUをまさかの値上げ!ユーザー激怒「もうAMDしか勝たん」
パソコン業界に激震が走っています。世界中のユーザーを激怒させたIntelの第13世代、第14世代CPUが、なんと値上げされることが判明しました。参加問題や電圧異常で数々のシステムクラッシュを引き起こし、未だに完全な修正パッチさえ提供できていないあのCPUが、10%以上、20ドルの上昇が予定されているというのです。2022年10月に発売された3年も前の製品が、欠陥を抱えたまま値上げされるという前代未聞の事態に、業界からは「正気の沙汰ではない」という声が上がっています。
不具合の歴史
Intelの第13世代、第14世代CPUは発売当初から問題の連続でした。最初に発覚したのは製造工程での酸化問題です。2022年後半の生産分において、配線接続部の酸化防止コーティングが不適切に施され、時間と共に酸化が進行。これによりCPUが徐々に劣化し、最終的には完全に故障するという深刻な物理的欠陥が判明しました。Intelは2023年初頭に製造工程を改善したと主張しましたが、市場在庫は2024年初頭まで残存し、どのCPUが影響を受けているかシリアル番号での特定すらできない状態が続きました。
さらに深刻だったのが電圧問題、いわゆるVminシフトインスタビリティです。マイクロコードのアルゴリズムエラーによりCPUが過剰な電圧を要求。これがクロック3回路の物理的損傷を引き起こし、一度損傷すると修復不可能という致命的な欠陥でした。Core i9シリーズは特に被害が大きく、サーバー環境では25%もの故障率が報告されています。Intelは2024年6月から9月にかけて3つのマイクロコードパッチを配布しましたが、物理的に損傷したCPUには効果がなく、2025年5月には新たなパッチがリリースされました。Intelはこのパッチで測定可能なパフォーマンス影響はないと主張しますが、発売から3年近く経った今もさらなる改善と修正作業が続いている状態です。
サポート放棄宣言
追い打ちをかけるように、Intelは2025年9月19日、第11世代から第14世代プロセッサーの内蔵グラフィックスドライバーをレガシーサポートモデルへ移行すると発表しました。これは事実上のサポート放棄宣言です。今後は重要な修正とセキュリティ脆弱性のみの対応となり、ドライバー更新は四半期ごとのリリースサイクルに縮小。最も衝撃的なのは、デイゼロゲームサポートの完全終了です。新作ゲームの発売日に最適化ドライバーが提供されなくなるということは、ゲーミングCPUとしての価値が大幅に低下することを意味します。最速のゲーミングCPUを謳いながら値上げし、その直前にゲームサポートを打ち切る。この矛盾した対応にユーザーの怒りは爆発寸前です。「欠陥品を高く売り付けておいてサポートは放棄するのか?これが世界最大のCPUメーカーのやることか」という批判が殺到しています。
新世代の失敗劇
値上げの真の理由は、Intelの新世代CPUの壊滅的な失敗にあります。2024年10月に鳴り物入りで登場したArrow Lake(Core Ultra 200S)は、ゲーミング性能で前世代に劣るという衝撃的な結果を残しました。Core Ultra 9 285系は第14世代のCore i9 14900系より6%も遅く、AMDのRyzen 7 800X3Dには16%も劣っていました。さらに悪いことに、新たに登場したRyzen 7 9800X3DはCore Ultra 9 285系より20%も高速だと宣伝されています。Intelは慌てて5つの不具合原因を特定し、修正を試みましたが、独立系メディアのテストではこれらのパッチはほとんど効果がないことが判明。一部のマザーボードではパッチ適用の方が遅くなったという衝撃的な結果まで報告されています。結果として、2025年5月、IntelはCore Ultra 7 265系/265KFを100ドル値下げし、それぞれ299ドル/284ドルまで引き下げるという屈辱的な措置を取らざるを得ませんでした。
供給逼迫の皮肉
皮肉なことに、新世代の失敗により、欠陥を抱えた第13世代、第14世代CPUに需要が集中するという異常事態が発生しています。同社内でRaptor Lakeは今でもゲーミング性能では最速を誇り、最近の値下げもあってコストパフォーマンスでは脅威的と評価されています。Arrow Lakeより200ドルも安く性能では上回るという逆転現象。PCメーカーもOEMも当然ながら旧世代を選択します。AI PCとして期待されたLunar Lakeも同様に失敗。NPU(ニューラル処理ユニット)を搭載し、AI性能を前面に押し出しましたが、消費者の反応は冷ややかでした。市場の声にIntelの戦略は完全に空振りした形です。台湾のDigiTimesによると、Raptor Lakeは年中頃から供給不足が続き、第4四半期に入っても改善されていません。供給チェーン関係者は、150~160ドルから20ドル上乗せし、10%以上の値上げが計画されていると証言。ブラックフライデーや年末を控えた最悪のタイミングでの値上げとなります。
ネットの反応
Intelって”古いだが性能が最新型より高い”という想いだけで(劣化問題と急なサポート打ち切りを先に宣告したにも関わらず)無闇に値上げという商売的な論外行為は”早くAMDに変えろ”というメッセージしか見えない
Pentiumの時の演算エラー問題の時は「演算エラーは100万回に1回程度だから大丈夫」みたいなことを言っていたのを思い出した。
もはや売り物ですらないはずなんだが…
値上げと聞いてトランプ関税を連想したが、全く関係なかった。ケチのついた古いCPUの方が値段が高いとか混乱の極み。
何でこうも悪手だけを選び続けるのか…
不興を買うのをわかってるけどこれをやらないと維持できないくらい会社の状況が悪いんだなと感じる。もう末期に入ったな。nvidiaの融資とかした2027ぐらいに最終結果が出そう。
物売るってレベルじゃねぇぞ
インテル「値上げしたら、情弱が釣れるかもしれない」
サポート縮小の発表で生産も終了このまま損切りするのかと思ったら、まさか逆に値上げですかIntelは何を考えてるんだか
ここ数年のIntelとMicrosoftの醜態は何なんだろうか?
AIの所感
Intelの第13・14世代CPUに関する一連の騒動は、単なる製品の不具合や価格設定の問題を超え、企業としての信頼性に関わる深刻な事態を示唆しています。新世代CPUの失敗、旧世代CPUの欠陥問題、そしてサポート放棄と値上げという矛盾した対応は、ユーザーのIntelに対する不信感を決定的なものにするでしょう。かつてPC業界を牽引してきた巨人の凋落は、技術革新の激しい現代において、企業が常にユーザーの声に耳を傾け、誠実な対応を続けることの重要性を改めて浮き彫りにしています。AMDの台頭が続く中、Intelがこの危機をどう乗り越えるのか、今後の動向が注目されます。