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【衝撃】2年ぶり!MSI Afterburner「4.6.6」爆誕!RTX 5090/5080完全対応でPCゲーマーの夢が加速する!

2年ぶりの大型更新!MSI Afterburner 4.6.6がPCゲーマーの常識を塗り替える

グラフィックカードの性能を最大限に引き出すための必須ツール、MSI Afterburnerが2年以上の沈黙を破り、バージョン4.6.6の安定版を2025年9月30日にリリースしました。この待望のアップデートは、最新のNVIDIA GeForce RTX 50シリーズやAMD Radeon RX 9000シリーズへの対応をはじめ、数々の革新的な機能を搭載し、PCゲーマーやオーバークロッカーたちの期待を大きく上回る内容となっています。

特に注目すべきは、GeForce RTX 5090とRTX 5080への完全対応です。これにより、これらの最新ハイエンドGPUのポテンシャルを余すことなく引き出すためのオーバークロックや詳細なモニタリングが可能になりました。さらに、GDDR7メモリの革新的なオーバークロック機能や、将来のMSI製グラフィックカードで利用可能となるトリプルチャンネル電圧制御など、ハードウェアエンスージアストにとって魅力的な機能が満載されています。

革新的な最新GPU対応:RTX 50シリーズを完全に掌握

MSI Afterburner 4.6.6における最大の進化は、2025年1月30日に発売されたGeForce RTX 50シリーズへの包括的な対応です。RTX 5090(1999ドル)やRTX 5080(999ドル)といった最新GPUを最大限活用するためには、適切なオーバークロックツールが不可欠です。

新たに実装されたクアッドファンコントロール機能は、RTX 50シリーズのリファレンスデザインに採用された最大4つのファンを個別に制御可能にする画期的な機能です。各ファンの回転数を独立して調整できることで、GPUの特定のホットスポットに対してピンポイントで冷却を強化できます。開発者のアレクセイ・ニコライ氏(通称アンワインダー)によると、この機能実装には相当な技術的挑戦があったとのことです。NVIDIAがドライバーレベルで特定のPWMコントローラーをブラックリスト化し、通常のI2Cバス経由でのアクセスが制限されている状況下で、独自の技術により制御可能にしたのです。

MP2988やMP29816AといったPWMコントローラーへの対応も追加され、これらはRTX 5080やRTX 5090の多くのモデルで採用されています。ただし、現時点ではNVIDIAのリファレンスデザインではこれらのコントローラーへのアクセスが制限されているため、フルポテンシャルを引き出すには今後のMSIカードを待つ必要があります。さらに重要な機能として、NVIDIAが推進するAI支援技術、Gアシストへの統合インターフェイスが追加されました。これは将来的な統合に向けた基盤となる機能で、AIによる自動オーバークロッキングやシステム最適化を実現することが期待されています。Gアシストは単なる自動化ではなく、ユーザーの使用パターンを学習し、ゲームごとに最適な設定を提案する知的なアシスタントとして機能することが期待されています。

次世代メモリ技術への完全対応:GDDR7メモリの真価を引き出す

GDDR7メモリへの対応は、MSI Afterburner 4.6.6における技術的なブレイクスルーの一つです。RTX 5080では最大36GB/sという脅威的な速度でのメモリーオーバークロッキングが可能となり、これは標準的なGDDR6Xと比較して約34%の帯域幅向上を意味します。開発者によると、メモリクロックの調整範囲が+3000MHzまで拡張され、これは従来の制限を大幅に超える数値です。この拡張により、RTX 5080の標準メモリ帯域幅960GB/sを理論上1150GB/s以上まで向上させることが可能となります。

実際のオーバークロッキングにおいて、GDDR7メモリの特性は従来のGDDR6Xとは大きく異なります。GDDR7はPAM3シグナリング技術を採用しており、これにより同じクロック周波数でより多くのデータを転送できます。MSI Afterburnerの新バージョンでは、この新しいメモリ技術に最適化されたアルゴリズムが実装されており、メモリタイミングの微調整やエラー訂正機能との協調動作が可能となっています。ユーザーは単にメモリクロックを上げるだけでなく、タイミングパラメーターを細かく調整することで、安定性を保ちながら最大限のパフォーマンスを引き出せます。

NVIDIAスムーズモーションへの統合もゲーマーにとって重要な機能追加です。これはAIベースのフレーム生成技術で、ネイティブにフレーム生成をサポートしていないゲームでもドライバーレベルでフレームレートを向上させることができます。DLSS 4のマルチフレーム生成(2倍、3倍、4倍)と組み合わせることで、RTX 50シリーズでは理論上ベースフレームレートの4倍までフレームレートを向上させることが可能となります。MSI Afterburnerではこれらの機能をリアルタイムでモニタリングし、フレーム生成による遅延の増加やアーティファクトの発生を監視できる新しいメトリックスが追加されています。

画期的な電圧制御機能:GPUの限界をさらに押し上げる

MSI Afterburner開発チームが現在ベータテスト中のトリプルチャンネル電圧制御は、将来のMSI RTX 50シリーズカードで利用可能となる予定の革新的な機能です。現在市場に出回っているRTX 5090やRTX 5080のリファレンスデザインカードでは、NVIDIAによる制限のためこの機能は利用できません。

従来のGPUオーバークロッキングではコア電圧のみが調整可能で、その範囲も20mVオフセットに制限されていました。しかし、新しいトリプルチャンネル電圧制御では、コア電圧に加えてメモリ電圧とAUX/MSVDD電圧の3つを独立して制御できます。コア電圧のオフセット範囲も100mVまで拡張され、従来の5倍の調整幅を持つことになります。この機能の技術的な実装は極めて複雑です。NVIDIAがドライバーレベルでPWMコントローラーへのアクセスを制限している中、MSIとAfterburner開発チームは独自の回路設計によりこれらの制限を回避する方法を開発しました。将来のMSI RTX 50シリーズカードでは、特別に設計されたVRM(電圧レギュレーターモジュール)によりこれらの高度な電圧制御が可能となる予定です。

メモリ電圧制御は特に重要で、GDDR7メモリの高速動作時の安定性向上に直接寄与します。標準状態では多くのGPUがメモリ帯域幅によってボトルネックとなっているため、メモリ電圧を適切に調整することでGPUオーバークロックと同等かそれ以上のパフォーマンス向上が期待できます。さらに新しいバージョンではGPU隠し機能も実装されました。これは統合GPUを持つシステムで特定のGPUをAfterburnerの制御対象から除外する機能です。多くのユーザーがCPU内蔵グラフィックスとディスクリートGPUを併用するシステムを使用していますが、この機能により必要なGPUのみを選択的に制御できるようになります。

幅広いハードウェア互換性:より多くのユーザーへ最適化を

Visual C++ 2022コンパイラーへの移行は技術的には大きな転換点となりました。これによりWindows XPのサポートは終了しましたが、最新のWindows 11環境での動作安定性とパフォーマンスが大幅に向上しています。新しいコンパイラの採用により、最新のCPU命令セットを活用した最適化が可能となり、アプリケーションの起動速度やリアルタイムモニタリングの精度が改善されました。

AMDのRadeon RX 9000シリーズへの非公式サポートは、MSI Afterburnerのコミュニティ思考を象徴する取り組みです。MSIがRadeon製品を製造していないにも関わらず、開発者のアンワインダー氏はRDNA 4アーキテクチャへの対応を実装しました。この姿勢について同氏は「MSI Afterburnerは今やパワーカラーAfterburnerでもある」と語っています。RDNA 4への対応により、AMDの最新GPUでも高度なオーバークロッキングとモニタリングが可能となり、プラットフォームを問わずPCエンスージアストに恩恵をもたらしています。

最新CPUへの実験的サポートも重要な進化です。AMD Ryzen 9000シリーズとIntel Core Ultra 200(アローレイク)への対応により、システム全体のパフォーマンスを統合的に管理できるようになりました。CPUとGPUの両方をリアルタイムでモニタリングすることで、ゲーミングやコンテンツ制作時のボトルネック分析がより正確に行えます。特に最新のゲームタイトルではCPUとGPUの負荷バランスが重要となるため、この統合モニタリング機能は実用的な価値が高いです。

RivaTuner Statistics Server (RTSS) 7.3.7への同時アップデート

RivaTuner Statistics Server(RTSS)のバージョン7.3.7への同時アップデートも見逃せません。DirectX 12やVulkan APIを使用する最新ゲームでのオーバーレイ表示が大幅に改善され、フレームタイムの測定精度も向上しています。特にDLSS 4のマルチフレーム生成使用時のフリップメーターリングに対応し、レンダリングパイプラインの出力側で実際のフレームペーシングを正確に測定できるようになりました。

ネットの反応

MSI の5080を使っていますがゲームをしなくなって久しくStudioドライバーなのでAfterburnerの事はすっかり忘れていました(笑)。

これもどうせWinring0必須やろし、WindowsDefenderに弾かれるんやろなぁ…ならCapframeXでいいかな。

安定版起動できないのって何が問題なんやろ
betaは起動するのに

電力制限するためのソフトね

AIの所感

MSI Afterburner 4.6.6のリリースは、PCハードウェアの進化に合わせた必然的なアップデートであり、特にNVIDIA RTX 50シリーズやGDDR7メモリへの対応は、最新のゲーミング環境を最大限に活用したいユーザーにとって朗報と言えるでしょう。クアッドファンコントロールやトリプルチャンネル電圧制御といった細やかな機能は、エンスージアストの探求心を刺激し、さらなるパフォーマンス向上への道を開きます。また、AMD製品への非公式サポートや最新CPUへの対応は、特定のベンダーに囚われず、より広範なユーザー層に恩恵をもたらそうとする開発チームの姿勢が伺えます。技術的な挑戦を乗り越え、常に進化を続けるAfterburnerは、今後もPCパフォーマンスチューニングのデファクトスタンダードであり続けることでしょう。

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