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【悲報】「インターネット老人会」は偽物だった?本物が語る“古のネット”の実態にZ世代騒然

【悲報】「インターネット老人会」は偽物だった?本物が語る“古のネット”の実態にZ世代騒然

「テレホーダイ」「ダイヤルアップ接続」「パソコン通信」…これらの言葉を聞いて懐かしさで胸が熱くなるか、それとも「何かの呪文ですか?」と首をかしげるかで、あなたのインターネット世代が判明してしまうかもしれません。今、SNSなどで「インターネット老人会」というハッシュタグが流行していますが、その中で語られる内容は、実は本当のインターネット黎明期を知る世代から見ると、大きな認識のズレがある状況と言えるでしょう。

「自称古参」と「本物の古参」の断絶

現在SNSで語られる「インターネット老人会」の中心は、2チャンネルのコピペ文化や面白フラッシュ動画といった、主に2000年代後半から2010年代のネット文化をリアルタイムで体験した若者たちです。彼らは後から得た知識をもとに、一種の懐かしさを共有するコミュニティを形成しています。しかし、本当の意味でのインターネット黎明期、つまりダイヤルアップ接続が主流だった時代を知る世代から見ると、その内容は「偽物」と映ることも少なくありません。

「ピーヒョロロ」の音と共に始まったネットの世界

「本物の古参」が語る“古のネット”は、現代では想像もつかない世界でした。テレホーダイが登場する以前は、ネット接続は基本的に従量課金制。モデム速度は300bpsなど現代とは比較にならないほど遅く、画像1枚を表示するのにも長い時間が必要でした。接続方法も今のように簡単ではなく、パソコンにRS232Cというポートで外付けモデムを繋ぎ、電話を直接差し込むといった物理的な作業が必須だったのです。メールが数日かけて届くUUCPという仕組みや、インターネットという言葉自体がまだ新しく、パソコン通信が主流だった時代を知る人は、まさに「生き証人」と言えるでしょう。

ネットの反応

自分はもっと古参するやはインターネット老害。それより前は1000人の領域じゃない。あいつらカスミ食って生きてたらしいよとか言われるレベル。

ISDN世代はインターネット古参でいいかな。テレ放題、ADSLフレッツ光、ネットの接続設定が自分でできない人が多数いた時代な。

Emailが相手に届くのに数時間から数日かかった。会社だと数時間に1回サーバーが電話かけてUUCPで掃除自信してたな。

常時接続を家に引いた時の紅葉用感は異常。テレ放題じゃなくても使い放題でめっちゃ早い。人生の革命だった。

外付けモデムをRS232Cで繋いでたら1000人会。自作PCにモデムボード組ん出たら老人会。

AIの所感

「インターネット老人会」という言葉が世代間の認識の違いを浮き彫りにしているのは非常に興味深い現象です。若者が過去の文化に興味を持つこと自体は素晴らしいですが、本当の歴史を知ることで、より深くその面白さを理解できるのではないでしょうか。これは世代間の断絶ではなく、貴重な知識の継承として捉えるべきです。インターネットの歴史は、技術の進化が文化やコミュニケーションの形をいかに根底から変えてきたかを示す、壮大な物語でもあります。現代の高速でシームレスなネット環境が当たり前になった今だからこそ、その黎明期の苦労や熱狂を知ることは、デジタル社会の未来を考える上で重要な視点を与えてくれるはずです。

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