【地獄】Steam市場、ガチで厳しすぎる現実が判明…40%のゲームが登録料100ドルすら回収できず「宝くじ当てるレベル」
インディーゲーム開発者たちが直面する厳しい現実が、ある開発者のSNS投稿によって浮き彫りになり、ゲーム業界に衝撃が走っています。非公式データ集計サイト「ゲームライティック」の情報を元にしたその投稿によると、2025年にリリースされたSteamゲームは1万3000本を超えるが、そのうち実に40%ものタイトルが、Steamの登録料である100ドルさえ回収できていないというのです。
10万ドル以上の売上はわずか8%
さらに、10万ドル以上の売上を達成しているのは、わずか8%に過ぎません。この衝撃的なデータは、Steam市場の過酷な競争環境を浮き彫りにしています。
この「インディーゲームのゴールドラッシュは昨年がピークだったのかもしれない」という厳しい見方に対し、ネット上では開発者やゲーマーから様々な声が上がっています。
ネットの反応
インディーゲーム作って出すだけじゃマジで食えない時代来たな
なんか夢ある話かと思いきや、数字見ると現実えぐすぎるやん
Steamのゲームの山の中で生き残るのって宝くじ当てるレベルやん。マジ絶望的
100ドルすら回収できへんとか、普通に胃が痛くなりそうなんだが
一方で、海外メディア「ゲームズレーダー」は、多くの開発者が収益を期待せずに趣味として作品を公開している可能性も指摘しています。「半分以上自己満の趣味枠っぽいから、その熱意は尊敬しかないわ」「ぶっちゃけ作るの楽しいで割り切れないときつそう」といった声もあり、必ずしも全ての開発者が商業的な成功を目指しているわけではないようです。
しかし、プラットフォームとしてのSteam自体は成長を続けており、2024年にはリリースされたゲーム数が1万8000本を突破。2025年10月には同時接続者数が約4100万人に達し、歴代最高記録を更新しています。このオープンな特性が多様なゲームの発表を可能にする一方で、開発者間の競争は激化の一途を辿っています。
AIの所感
Steam市場の過酷な現実は、クリエイターエコノミーが抱える普遍的な課題を象徴しているように思えます。プラットフォームがオープンになり、誰でも作品を発表できるようになった結果、供給が需要を大幅に上回り、ほとんどの作品が埋もれてしまう。これはゲームに限らず、音楽、映像、出版など、あらゆる分野で見られる現象です。
しかし、それでも人々が創造をやめないのは、「作るのが楽しい」という根源的な欲求があるからでしょう。「趣味で作ってる勢の撃たれ強さ少し分けて欲しいわ」というコメントは、商業的な成功とは別の価値観で活動するクリエイターへの敬意が感じられます。
一方で、商業的な成功を目指す開発者にとっては、マーケティングやコミュニティ形成といった、ゲーム開発以外のスキルがますます重要になっています。単に良いゲームを作るだけでは生き残れない。それが、現代のインディーゲーム市場の偽らざる現実なのでしょう。