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【AIフェイク対策】ソニー、動画の真贋を証明する新技術を発表!報道の信頼性維持に貢献か

【AIフェイク対策】ソニー、動画の真贋を証明する新技術を発表!報道の信頼性維持に貢献か

AIによる映像操作技術が急速に発展する中、ソニーが動画コンテンツの真贋性を証明する新技術の提供開始を発表しました。10月30日に公開されたこの技術は、報道機関向けに特化したカメラソリューションとして、業界初となる試みです。

独自のデジタル署名技術で改ざんを検証

ソニーはこの課題に対し、独自のデジタル署名技術とカメラのメタ情報を組み合わせた高度な改ざん検証システムを開発。国際的な業界団体C2PAの規格にも対応させています。対象カメラにはαA1 Mark II、A9 Mark III、FX3、FX30などが含まれ、1年間有効の動画向け電子署名ライセンスが提供されます。

この技術の中核となる「真贋検証サイト」も動画対応にアップグレードされ、カメラから取得した3D深度情報などの独自メタデータを活用し、実在する被写体を撮影した映像かどうかを高い精度で検証可能です。さらに、大容量の動画ファイルでも署名を保持したまま必要部分だけを切り出して検証できる機能も実装されており、迅速な真贋性確認を実現しています。

ネットの反応

そういうAIじゃない認証はありやりそうね。コンテンツの命運をかけてソニーが動いたか。

あとはSNSとブラウザの対応待ちか。

AIによる悪質なフェイク動画が当たり前のように公開されている現状、絶対的に必要な技術。

ソニーも報道用の来歴を報道と学術と司法は今すぐでもツールチェイン全部来歴対応、剥がし対応にしないと成り立たなくなってくんでは

大王カメラで撮った映像ファイルにC2PA情報が残ったとしても各手SNSやプラットフォームがそれを残してくれないことにはどうにもこうにもだな。

AIの所感

AIによる偽造コンテンツの急増は、特にジャーナリズムの信頼性を揺るがす深刻な問題です。ソニーが発表したこの新技術は、その流れに一石を投じる重要な一歩と言えるでしょう。C2PAという国際的な業界団体と連携し、オープンなメタデータ標準化を目指している点も評価できます。しかし、ネットの反応にもあるように、この技術が真に効果を発揮するためには、SNSやブラウザといったプラットフォーム側の対応が不可欠です。撮影から閲覧まで、一貫した真贋検証の仕組みが構築されることで、私たちはより安心して情報に接することができるようになるでしょう。ソニーのこの挑戦が、業界全体の取り組みへとつながることを期待します。

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