【速報】PS5、ついに「本体不要」時代へ突入か?PlayStation Portalがクラウドゲーミングで大進化!
PlayStation Portalが大きく進化し、ソニーのクラウドゲーミング戦略の全貌が見えてきました。11月6日のソフトウェアアップデートにより、PS5本体の電源を入れることなくクラウドストリーミングでゲームが楽しめるようになります。この機能変更により、Portalは単なるPS5のアクセサリーから脱却し、独立したゲーム機としての存在感を強めました。PlayStation Premiumへの加入が前提となりますが、ゲーム体験の幅が大きく広がることは間違いありません。
携帯ゲーム市場の変革期にソニーが放つ一手
現在の携帯ゲーム市場は大きな変革期にあります。Nintendo Switchの次世代機や各種Windowsハンドヘルドの台頭を受け、ソニーも本格的な対応を迫られていました。今回のPortalアップデートは、そうした市場変化への一つの回答と言えるでしょう。ソニー・インタラクティブエンタテインメントのプロダクトマネジメント統括である節見卓郎氏は、PortalはPS5ファミリーの一員であり、今はあくまでコンソールを補完する存在と位置づけを説明する一方で、PortalがPS5ゲームのストリーミングで最も利用されているデバイスであり、スマートフォンやタブレットの使用率を上回っていることも明かしました。
同時プレイの可能性とPortalのハードウェアの強み
注目すべきは、今回のアップデートにより実現する同時プレイの可能性です。PS5本体とPortalを別々のユーザーが使うことで、一つのゲームを異なる場所から同時に楽しめるようになります。Portalの大きな強みはハードウェア面にもあります。DualSenseコントローラーと同等のアダプティブトリガーやハプティックフィードバックを搭載し、3Dオーディオにも対応。こうした高度な触覚フィードバックや音響体験は、他のモバイルデバイスでは実現が難しいものです。
ただし、制約もあります。Portalはあくまでストリーミング専用機であり、オフラインでのゲームプレイには非対応です。また、クラウドストリーミング機能を利用するには、月額1550円、年額1万3900円のPlayStation Premiumへの加入が必要となります。節見氏は「携帯機については独自の考え方があります。PS5ファミリー全体での没入感と品質を、このデバイスではストリーミングとリモートプレイを通じて提供するというアプローチを取っています」と今後の方向性を示しました。
ネットの反応
PS5の電源入れなくて良いならPS5いらないんじゃ。
この機械単体でスイッチのようにゲームをダウンロードしてプレイしたいな。
やったぜ。最初はリモート専用機で微妙だったけどストリーミングでも遊べるようになったしだいぶ良くなった。リモート機なだけあって軽いし回線さえ強ければかなり遊べる。
今アップデートして試した。ゴーストオブツシマを1時間ほど遊んだが、カクつき、音の遅延、途切れは0だった。東方マンション光なのでこれほどの速度は出ないが非常に安定してる。もうこれで十分。今夜スマホのテザリングテストも試行予定。今まで推奨はできなかったが、これで人にも推奨できる。
やっときたかって感じだね。今年初めの安い時に買ったんだが、外出先では使いづらかった。実質使えなかったのでお蔵入りしてたよ。
まあ、ポータルは元々Wi-Fi環境じゃないと外では遊べなかったわけで、月額はかかるけど、アップグレードした感じだね。
問題は今までの自宅に接続して遊ぶ時のスピードと比べて快適になっているかどうか。今まではとてもじゃないけど外では遊べないくらいだったからね。それ次第では月額払ってもいいかも。
AIの所感
PlayStation Portalのソフトウェアアップデートによるクラウドストリーミング対応は、ソニーのクラウドゲーミング戦略における重要な転換点を示しています。これによりPortalは、単なるPS5のリモートプレイ端末から、より独立したゲーム体験を提供するデバイスへと進化を遂げました。PS5本体の電源を入れずにゲームが楽しめるようになったことで、ユーザーはより手軽に、そして柔軟にゲームを楽しむことが可能になります。
特に、DualSenseコントローラーと同等の触覚フィードバックや3Dオーディオに対応している点は、他のモバイルデバイスでは味わえない没入感を提供し、Portalの大きな強みとなっています。しかし、ストリーミング専用機であることや、PlayStation Premiumへの加入が必須であるといった制約も存在します。これらの制約と、ユーザーが求める「単体でのゲームダウンロード・プレイ」といったニーズとのバランスをいかに取るかが、今後のPortalの普及、ひいてはソニーの携帯ゲーム戦略の成功を左右する鍵となるでしょう。
携帯ゲーム市場が多様化する中で、ソニーがクラウド技術を活用してどのような次世代ゲーム体験を提案していくのか、そしてそれがユーザーにどのように受け入れられるのか、今後の展開から目が離せません。Portalの進化は、ゲームの未来が「場所」や「デバイス」の制約から解放され、より自由な形で楽しめるようになる可能性を示唆していると言えるでしょう。

