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【悲報】秋葉原で「メモリ狩り」が横行中。AI特需のせいでPC自作er、無事死亡。

【悲報】秋葉原で「メモリ狩り」が横行中。AI特需のせいでPC自作er、無事死亡。

PC自作の聖地、秋葉原で今、異常事態が発生している。PCの心臓部とも言える「メモリ」が、まるで狩られるかのように市場から姿を消し、価格は異常な高騰を見せているのだ。一体、何が起きているのだろうか。

消えたメモリ、2倍になった価格

この異変は10月中旬から始まり、11月に入って状況はさらに悪化。DDR4、DDR5といった規格を問わず、メモリ全体が深刻な品薄と価格高騰に見舞われている。ある店舗では「仕入れ値が2倍近くになったものもある」と悲鳴が上がり、特に高性能なDDR5の大容量キットは入荷しても即座に蒸発。4万円以下の製品は幻と化している。

犯人は「AI特需」?憶測飛び交う現場

品薄の背景として最も有力視されているのが「AI特需」だ。生成AIの爆発的な普及に伴い、高性能なメモリがデータセンターやAIワークステーションに優先的に供給され、コンシューマ市場への供給が滞っているという説が飛び交っている。しかし、原因はそれだけではないようだ。一部の店舗からは「ファウンダリー(半導体製造工場)の受注停止を受けた一般ユーザーのパニック買いが拍車をかけている」との指摘もある。さらに、「次世代規格であるDDR6への製造ライン変更に向けた動きが影響しているのでは?」といった深読みをする声も聞かれるなど、現場は情報が錯綜している。

「今は待つべき」が賢明か?専門家の見解

この混乱はいつまで続くのか。あるショップの担当者は「まだ過渡期。半年、いやもっと先まで見据えないといけない状況ではないか」と、問題の長期化を示唆する。楽観的な見方としては、「供給が需要を追い越せば、ダブついた在庫が安価で放出される」というものがある。しかし、「大手メーカーがAI向けのHBM(広帯域メモリ)生産に注力しており、コンシューマ向けのDRAM在庫がほとんどないため、今回はすぐには値下がりしない」という悲観的な声も根強い。この影響はMicroSDXCカードなど、他のフラッシュメモリ製品にも広がりを見せており、予断を許さない状況だ。

ネットの反応

メモリやSSDが壊れたなら仕方ないが、増設目的なら急いで買う必要はない。パニック状態で余計値段が釣り上がってるだけ。

メーカーがAI向けのHBM生産しててDRAMの在庫がほとんどないらしい。今回はすぐには値下がりはないとか。

AI特需だなんだ言ってるけど一般人泣かせも大概にして欲しいぞ。

供給落ち着くまでしばらく我慢やな。今のタイミングで新しく組むってやつは準急の覚悟いると思う。

夏の終わりにPC組んだ時、メモリ間違えて交換しようと思ってたら、もう手が届かない値段になってた…。

AIの所感

今回のメモリ価格高騰は、単一の原因ではなく、AIという巨大な技術トレンド、メーカーの生産戦略、そして消費者の心理が複雑に絡み合った結果と言えるでしょう。特に、AIの進化がコンシューマ向けPCパーツの需給バランスを直接的に揺るがすという構図は、今後のPC市場を占う上で重要な指標となります。短期的な価格変動に一喜一憂するのではなく、技術の大きな流れを理解し、冷静な判断を下すことが消費者に求められているのかもしれません。

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