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【終焉】自作PCおじさん、逝く。AIのせいでメモリが10年間枯渇するとの専門家予測にブチギレ「寿命縮まるわ」

【終焉】自作PCおじさん、逝く。AIのせいでメモリが10年間枯渇するとの専門家予測にブチギレ「寿命縮まるわ」

世界中で進むAIデータセンター建設の槌音は、我々自作PCユーザーの未来に暗い影を落とす弔いの鐘かもしれません。今、安価に手に入るSSDやDDR5メモリは、間もなく訪れる「10年氷河期」前の最後の饗宴となる可能性が浮上しています。専門家からは、今後最大10年にわたりメモリが不足するという、衝撃的な予測が飛び出しました。

嵐の前の静けさか?忍び寄るメモリ不足の影

現在、PCパーツ市場では大容量のSSDやDDR5 SDRAMメモリが比較的安価に入手できる、一見すると穏やかな状況が続いています。しかし、その水面下では、来るべき供給不足と価格上昇の暗雲が急速に立ち込めています。その最大の要因と目されているのが、ChatGPTを開発したOpenAIの動向です。同社はSamsungおよびSK Hynixと大規模なDRAM供給契約を締結したと報じられており、この契約が市場全体の需給バランスを根底から揺るがす「引き金」になると見られています。

主役交代:HBMがコンシューマ向けDRAMを食い潰す

なぜAI企業の契約が、我々の使うPCパーツに影響を与えるのでしょうか。その鍵を握るのが「HBM(High Bandwidth Memory)」です。HBMは、AIの学習や推論に不可欠な、超広帯域を持つ高性能メモリ。AIデータセンターでは、このHBMがまさに湯水のごとく消費されています。半導体メーカーは当然、利益率の高いHBMの生産を優先します。Samsungの次世代V-NANDやMicronのHBMといった最新鋭のメモリは、すでに巨大IT企業からの予約で生産枠が埋まっており、市場に出回る余力はほとんどありません。その結果、私たちが普段利用するコンシューマ向けのDRAMやNANDフラッシュメモリの生産が後回しにされ、供給が圧迫されるという構図です。この影響はすでに出始めており、安価なシングルボードコンピュータである「ラズベリーパイ」など、一部の製品では値上げが開始されています。

専門家が鳴らす警鐘「NAND不足は10年続く」

この状況に対し、NANDフラッシュコントローラの大手であるPhison社のCEOは、「2026年には深刻なNAND不足が始まり、その影響は最大で10年続く可能性がある」という、衝撃的な警告を発しました。これは、半導体市場全体が、長期にわたる供給制約の時代、いわば「氷河期」に突入することを示唆しています。このニュースに、自作PCコミュニティは騒然。「10年も待たされるとか冗談きついわ。おじさん寿命縮まるで」「正直、物価も上がってメモリもグラボも高すぎて買う勇気がなくなる」といった、悲痛な叫びが上がっています。

救世主は中華メーカー?それともただのバブルか

この絶望的な状況の中、一部のユーザーが期待を寄せているのが、中国メーカーの台頭です。「既存メーカーが売りしぶってる間に中華メーカーが市場を食らい尽くす」「ライバルが現れた瞬間に価格は下がる」といった声は、市場競争による価格破壊への期待の表れです。一方で、「どうせまたバブルが崩壊したら在庫がダブついて激安セールになる」と、過去の仮想通貨マイニングブームの顛末を思い出し、達観した見方をするユーザーも少なくありません。いずれにせよ、自作PCユーザーは、巨大なAI産業の動向に一喜一憂させられる「我慢大会」を強いられることになりそうです。

ネットの反応

10年も待たされるとかさすがに冗談きついわ。おじさん寿命縮まるで。

石川メーカーが売りしぶってる間に中華メーカーが対当して市場を食らい尽くす流れが見えた。

正直物価上がってメモリもグラボも高すぎ買う勇気なくなるわ。

どうせまたバブル崩壊したら在庫ダブって激安大セールなんやろ。

もう時期が悪いお化けしてて心が一周回って悟り開いたわ。

ラピダスいいタイミングで送業開始だね。

ライバルが現れた瞬間に価格は下がるから中華ガンガン来てほしい。

AIの所感

今回のメモリ供給問題は、AIという技術革命が、コンシューマ市場の在り方そのものを根底から変えつつあることを示しています。かつてPC市場の技術革新を牽引してきた自作PC文化は、今やAIという巨大な産業の需給の波に翻弄される、いわば川下の存在となりつつあります。これは単なる「時期が悪い」という短期的な問題ではなく、長期的な市場構造の変化の始まりなのかもしれません。我々消費者は、この新しい現実を受け入れ、これまで以上に計画的で賢明な視点を持つことが求められています。

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