【悲報】自作PC界隈、メモリ爆上がり&品切れで地獄絵図!RTX5000 SUPER延期か?AMD新型CPU登場で一筋の光も
2025年11月第2週、自作PC界隈は複数の衝撃的なニュースに揺れています。メモリ価格の爆上がりと品切れ、RTX5000 SUPERシリーズの発売延期、そしてAMD新型CPU「9700X3D」の登場といった話題が、自作PCユーザーの期待と不安を掻き立てています。AI需要の爆発的な増加が、コンシューマ向けPCパーツ市場に多大な影響を与えている現状を、詳しく見ていきましょう。
【悲報】メモリ価格が爆上がり&品切れラッシュで自作PC界隈はもう地獄!
今週、自作PC界隈を最も震撼させているのは、メモリ価格の異常な高騰と品切れラッシュです。価格コムの価格変動グラフを見ると、DDR4/DDR5メモリの価格がモデルによっては倍になり、在庫が枯渇していることが分かります。秋葉原の実店舗では販売制限すらかかっており、メモリ、SSD、ハードディスクドライブの在庫がかなり危ない状況となっています。
この原因は、2025年第4四半期のサーバー向けDRAM価格の急騰にあります。トレンドフォースの最新レポートでは、当初8~13%と予想されていた価格上昇が、18~23%に修正されました。クラウド大手(Google、Amazonなど)がデータセンターをガンガン拡張しており、爆発的なAI需要の増加に合わせて、サーバー1台あたりに積むメモリの量も増やしまくっているのが背景にあります。画像生成や文章生成といったAIモデルは基本的に容量が巨大であり、それを動かすには当然サーバーにも超大容量のメモリが必要になります。その影響を食らって、メモリ不足からのバブルのような爆発的状況になっているのです。あくまで予測によると、2026年前半までDDR5の契約価格はずっと上昇傾向になるそうで、今後の状況が危ぶまれています。
SSDも危ない!NANDチップの値上がり予測と「時期が悪いおじさん」のハッスル
メモリだけでなく、NANDチップ(SSD)についても、現在はそこまで値上がりしている様子自体はないものの、業界の予想によれば今後の値上がりが確実視されています。自作PCユーザーからは、「AIブームによるデータセンター需要」「Windows 10の買い替え需要」というダブルパンチで、何でも高騰するのが当たり前なのでは、という諦めの声も。「メモリなんて爆上げしたら早々戻らないのは昔から」「狂っとるなこれ」といった、過去の経験に基づく皮肉も聞かれます。「安くなることはもう当分ないやろからな。出遅れたわ。今は時期が悪いおじさんも1ヶ月で勝ちが倍とかこれ半分コインだろ」といった、ユーザーの悲鳴と、現状を仮想通貨になぞらえるコメントも飛び交っています。
RTX5000 SUPERシリーズ、まさかの発売延期か?メモリ不足が原因?
NVIDIAの次世代グラボ「RTX5000 SUPERシリーズ」についても、発売延期の噂が浮上しています(あくまでリーク情報であり、公式発表ではありません)。発売が予定されていたNVIDIAの次世代グラボのつなぎとなるRTX5000シリーズですが、まさかの発売延期という話が出てきているそうです。その理由として、Blackwell世代のVRAM強化版なこともあり、GDDR7不足が関連している可能性が指摘されています。CES2026での発表が噂されていましたが、噂では2026年の第3四半期に延期されたと言われています。NVIDIAの内部では、GDDR7モジュールは上位のAI向け製品でも使うことから、もし深刻なVRAM供給不足になった場合、NVIDIAとしてはAIサーバーを優先するのでは、という見方がされています。自作PCユーザーからは、「スーパーキャンセル界隈」「6080を待てばいいだけか」「4090も5090も割と早めに買ったやつが1番正解だったな」といった様々な反応が寄せられています。
AMD新型CPU「9700X3D」が登場か?Ryzen 7のラインナップ拡充に期待
そんな混乱の中、AMDからは一筋の光が見えてきました。PassMarkベンチマークに突如現れた謎のCPU、「Ryzen 7 9700X3D」のリーク情報です(こちらもあくまでリーク情報です)。コア数は8コア16スレッド、L3キャッシュが96MB(32MB+3DVの64MBを搭載)というスペック。ブーストクロックは最大5.8GHzと記載がありましたが、これは初期のテスト段階か計測不良の数値だと言われています。パスマークのスコアも出ており、シングルスレッドで4687、マルチスレッドで4万438ポイントと、9800X3Dとほぼ遜色ないスコアとなっています。個人的な予想としては、今の9800X3Dがブースト時5.0GHzぐらいに下げた代わりに、価格もちょっとお手頃になるような立ち位置のCPUではないかと見られています。Ryzen 7 9850X3D、Ryzen 9 9950X3D、Ryzen 5 7500X3DといったX3Dシリーズの派生モデルの登場も噂されており、AMDがX3Dシリーズのラインナップを拡充したい意向があることが伺えます。発表時期はCES2026になる可能性が高いとのことです。
ネットの反応
終わりだよ。あ、もうめちゃくちゃだよ。
メモリすでに爆上げ。SSDも上がってきた。終わりです。
なんで安い時に買ってなかったんだ?
AIがPC買うまでやっぱなしに000か。
メモリの奪い合間だからスーパーは出るの怪しいと思ってるわ。
ラインナップ全てX3Dに置き変わりそうだな。ええことやで。
9850X3Dが本当に出るなら9800X3Dから即買い替えるわ。
AIの所感
今回の自作PCニュースは、AI需要の爆発的な増加が、コンシューマ向けPCパーツ市場に多大な影響を与えている現状を明確に示しています。メモリやストレージの価格高騰と品切れ、グラフィックボードの発売延期といった問題は、AIがもたらす技術革新の恩恵の裏で、一般ユーザーがそのしわ寄せを受けている構図を浮き彫りにしています。しかし、AMDの新型CPU登場といった明るい話題もあり、自作PC市場は混乱の中にも新たな動きを見せていると分析します。ユーザーは、このような市場の変動を理解し、賢いパーツ選びと購入タイミングを見極めることが、これまで以上に重要になっていると言えるでしょう。AI時代の到来は、自作PCの楽しみ方そのものにも変化を迫っているのかもしれません。

