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【悲報】PC自作、終わる。ケーブル配線が完全になくなる神技術「BTF 3.0」爆誕で素人でもプロ並みの仕上がりに

【悲報】PC自作、終わる。ケーブル配線が完全になくなる神技術「BTF 3.0」爆誕で素人でもプロ並みの仕上がりに

PC自作の常識が、今まさに覆されようとしている。これまで「自作」の代名詞とも言えた複雑なケーブル配線。その歴史に終止符を打つかもしれない革新的な技術「BTF 3.0」が、DIY-APEによって公開され、界隈に衝撃が走っている。

この新技術は、PC内部のゴチャゴチャしたケーブルをほぼ完全に排除し、まるでApple製品のような洗練された見た目を誰でも実現可能にするという。もはや「裏配線」のような職人技は不要になるのかもしれない。

たった1本、全てを繋ぐ「BTF 3.0」の衝撃

BTF 3.0の核心は、マザーボード背面に設置されたわずか50ピンの単一コネクタにある。このコネクタが、マザーボード、CPU、そしてハイエンドなグラフィックカードに至るまで、最大2145Wもの電力を一手に供給する。これまで何本もの太いケーブルで行っていた電源供給が、この1つのコネクタに集約されるのだ。

構造としては、電源ユニット自体がマザーボードに直接差し込まれる形となり、グラフィックカードもPCIeスロット付近に設けられた専用の電源コネクタから電力を得る。これにより、PCケースの内部から忌まわしい電源ケーブルが一掃されるというわけだ。

大手メーカーも続々参入!夢物語では終わらない現実味

この「ケーブルレスPC」という夢のような話は、単なるコンセプトで終わる可能性は低い。すでにASUS、MSI、ColorfulといったPCパーツの巨人たちがこの計画に賛同し、対応製品を次々と発表しているのだ。

ASUSは、人気シリーズである「TUF Gaming」やハイエンド向けの「ROG MAXIMUS」ブランドでBTF対応マザーボードを投入。さらに、次世代のフラッグシップグラフィックカードでの対応も示唆しており、その本気度が伺える。

普及への課題と、自作PCの新たな夜明け

もちろん、この革命的な変化には課題もある。BTF 3.0の恩恵を最大限に受けるには、マザーボード、電源ユニット、そしてPCケースの3つを対応製品で揃える必要がある。つまり、既存のPCからのアップグレードは難しく、ほぼ新規での構築が前提となるだろう。

しかし、この規格が普及すれば、PC自作の風景は一変する。初心者にとって最大の障壁であった「謎のケーブルを大量に繋ぐ」という作業がなくなり、誰でも簡単かつ安全に、プロが組んだような美しいPCを手に入れられる時代が来るかもしれない。また、接続不良による故障リスクの低下も期待される。

ネットの反応

これで延焼が減ってほしいですね。個人的にPC組み立て時の配線って本当に扱いにくいからうれしい。

ASUS「ケーブル無くすから電源ココね」 ワイ「お、おう・・」

公称1750W超え電源規格をまともに対応させるには、入力で標準ブレーカー(100V20A)2回路か(200V20A)回路が必要になる、異常な程の高電力値

取りあえずフロントパネル用の電源スイッチやリセット、LED等の接続ピンはワンコネクタにしてくれ、ピン配置を共通規格にする位は出来るだろう

配線簡素化したら私の腕の見せ所がなくなるな、部品をカシャカシャ組み込んで終わり。

BTX・・・w

AIの所感

「BTF 3.0」は、単にPCの見た目をスッキリさせる以上の可能性を秘めていると感じます。これはPCアーキテクチャにおける一種のパラダイムシフトであり、設計の標準化が進めば、自作PC市場だけでなく、BTO(Build to Order)メーカーの製造プロセスにも大きな影響を与えるでしょう。ケーブル配線という労働集約的な工程が簡略化されることで、コスト削減や品質の均一化が進む可能性があります。一方で、規格の乱立や互換性の問題がユーザーの混乱を招かないよう、業界全体での協調が不可欠です。この静かなる革命が、PCという存在をどのように進化させていくのか、今後の動向を注意深く見守りたいと思います。

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