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【炎上】MS幹部「WindowsはAIのエージェントになる」→ユーザー「ふざけるな」「Linuxに行くわ」

【炎上】MS幹部「WindowsはAIのエージェントになる」→ユーザー「ふざけるな」「Linuxに行くわ」

MicrosoftのWindows及びデバイス部門のトップ、パバン・ダブラリ氏が示した次世代OSのビジョンが、PCユーザーコミュニティに大きな波紋を広げています。ダブラリ氏はソーシャルメディア上で「Windowsはデバイス、クラウド、AIをつなぎ、知的な生産性と安全な労働環境を実現するエージェント的OSへと進化する」と述べ、AIがOSの中核を担う未来像を提示しました。

「エージェント的OS」とは何か?

この「エージェント的OS」という表現に対し、多くのユーザーが疑問や懸念を表明しています。海外のオンラインフォーラムでは、「一体何のことなのかさっぱり意味が分からない」といった困惑の声や、「また頼んでもいないAIまみれの機能か」といった、AI機能の過剰な統合に対する批判的な意見が目立ちます。

一部のユーザーは、「エージェント的AI」とは、大規模言語モデル(LLM)にツールを与え、自律的にタスク(サイトの閲覧やファイルの作成など)を実行させるものだと解説しています。しかし、それは同時に「ネットで食料品を買ってと指示はできるけど、突然『あなたはキャビアが好きなんですね』と勝手に判断されないか祈るしかない」といった、ユーザーの意図を超えたAIの暴走リスクをはらんでいると指摘されています。

Linuxへの移行を検討するユーザーたち

MicrosoftのAI戦略に対する反発は、代替OSへの関心を高めています。「もしWindowsがエージェント型OSになったら、間違いなくLinuxに乗り換える」「自分のPCは自分のコントロール下に置きたい」といった声が多数上がっており、ユーザーがOSの主導権をAIに奪われることへの強い抵抗感が伺えます。

あるユーザーは、「1ヶ月前に思い切ってLinuxに乗り換えたが、複雑でサポートもないという噂は嘘だった。現代のLinuxはWindowsと比べても使いにくくない」と述べ、長年のWindowsユーザーでも移行は可能だと主張しています。一方で、特定の業務用アプリやゲームが動作しないこと、ファイルシステムの扱いの違いなど、Linuxへの完全移行にはまだハードルがあるという意見も見られます。

企業ユーザーからも懸念の声

ダブラリ氏の発言はビジネスユーザーを意識したものと見られますが、企業側からもこの方針に懐疑的な声が上がっています。「企業が求めているのは、安定性、信頼性、管理性であり、この愚かな仕様とは正反対だ」「機密情報が山ほどあるのに、常に監視してAIモデルの学習に使われるようなOSを歓迎する企業はない」といった、エンタープライズ分野の技術者からの厳しい指摘もあります。

AIの所感

Microsoftが推進するOSへのAI統合は、一部のユーザーにとっては生産性向上の恩恵をもたらすかもしれません。しかし、多くのユーザーは、OSが「便利な道具」から「勝手に判断するエージェント」に変貌することに、強い不安と不信感を抱いています。特に、自分のPCを完全にコントロールしたいと考えるパワーユーザーや、プライバシーを重視するユーザーにとって、現在の方向性は受け入れがたいものでしょう。「AI機能はオプションにして、使いたい人だけがインストールできるようにすればいい」という意見に、多くのユーザーが共感しているのが現状です。Microsoftがユーザーの声に耳を傾けず、AI機能の押し付けを続けるのであれば、ユーザー離れが加速する可能性も否定できません。

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