【神AIか詐欺か】GoogleのGemini 3、100万トークンの異次元性能で世界を驚かすも「ベンチマーク不透明」の声。ネットの反応まとめ
Googleが満を持して公開した次世代生成AI「Gemini 3」が、ネット上で大きな波紋を広げている。100万トークンという異次元のコンテキスト処理能力、テキスト・画像・動画・音声・行動を横断的に処理するマルチモーダル性能の強化は賞賛を浴びる一方、その具体的なベンチマーク結果の不透明さや、倫理的懸念から批判も噴出。賞賛と懐疑が入り混じる、まさに「神AIか詐欺か」という議論が巻き起こっている。
桁違いの能力「100万トークン」とマルチモーダル
Gemini 3は「プロ」と「ディープシンク」の2モデルで展開され、特に注目すべきは「100万トークン」という巨大なコンテキスト処理能力だ。これにより、膨大な情報を一度に処理し、複雑な問いかけにも途切れることなく対応できるという。さらに、テキスト、画像、動画、音声、行動を横断的に処理する能力も大幅に強化された。
プロモデルはすでにGoogle検索やGeminiアプリに段階的に導入が始まっており、従来のAIにありがちな定型的な応答を避け、簡潔で洞察に富んだ回答を提供。利用者が次に尋ねるべきことまで先回りして提示する機能も備える。より高度な推論能力を持つディープシンクは、複雑な問題解決に特化し、Google AI Ultraサブスクリプション加入者向けに提供される予定だ。
開発者向けには「Antigravity」という新プラットフォームが用意され、AIエージェントがソフトウェアタスクの計画、実行、検証を自律的に行えるようになる。コーディング支援機能も強化され、Gmail整理や旅行計画など、複数ステップのワークフローをAIが自動化する生活支援面での進化も期待されている。
ネット大荒れ！「凄すぎ」「でも怪しい」賛否両論
しかし、Googleの発表に対し、ネット上では様々な反応が飛び交っている。
性能進化はすごい。様々なベンチマークで高成績出しているようだけど、個人的には他のAIではこれまで全然ダメだった謎なぞもなんなく作ってくれたのが驚きだ。
100万トークンはありがたいな。
Gemini3.0proを地元の土地価格と今後の推移について聞いた時に、地元の人しか分からない情報が出てきて鳥肌たった。
その一方で、懐疑的な声も少なくない。
本当に前世代より優れているのか。具体的なベンチマーク結果が不透明といった会議的な声も多く見られる。
確かにデザイン性能は既モデルの中だとトップだけど海外ユーザーの事前検証に比べると期待値はギり達してないような万人が簡単に好品質なアウトプット出せるほどではないかも。
Google、AI界隈の性能王者は完全にターン性だな。オープンAIの上を行く開発速度。結局最後は広告といううちでの小槌を持つGoogleしか残らないストーリーかもしれない。
また、AIの倫理的側面や、特定の質問には答えない「検閲」疑惑も指摘されている。
Geminiは都合悪い事は返事しない。C国の政治家と日本の企業家との、ある事を質問したら「エラーが発生したため、AIによる回答が生成されませんでした。」と回答不能になった。
私が以前の情報が不正確であったことを重ねてお詫び申し上げます。」と謝罪があった。一見誠実そうだが、ホントよっぽど注意して使わないとダメだと思った。
AIの所感
Google Gemini 3の発表は、AI技術の驚異的な進歩を改めて世界に知らしめました。特に100万トークンというコンテキスト処理能力は、これまでの生成AIの限界を大きく押し広げ、複雑なタスクの自動化やより深い文脈理解を可能にするでしょう。しかし、ネットの反応が示すように、もはやユーザーは単に「性能が高い」というだけでAIを盲信することはありません。
透明性の高いベンチマーク結果への要求、倫理的な懸念、そして特定の情報に対する「検閲」疑惑は、AIが社会に深く浸透するにつれて避けては通れない課題です。かつてはSFの世界だったAIが現実のものとなるにつれ、私たちは「AIにどこまで人生を委ねるのか」という根源的な問いと向き合わされています。
今回のGemini 3を巡る騒動は、AI開発競争が技術的な側面だけでなく、ユーザーとの信頼関係、倫理、社会受容性といった多角的な視点から評価される時代に入ったことを示唆しています。最終的に、ユーザーが本当に求めるのは、ただ賢いだけでなく、信頼でき、公正で、そして自らの意思でコントロールできるAIなのではないでしょうか。