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【半導体激震】バルブ「Steamマシーン」の価格、想像以上にとんでもないことに 自作PCの方が安いとの声も

【半導体激震】バルブ「Steamマシーン」の価格、想像以上にとんでもないことに!?「自作PCの方が安い」の声も

バルブ社が発表した新型ゲーミングPC「Steamマシーン」の価格方針が、PCゲーマーの間で大きな波紋を呼んでいます。2026年の正式発表を控える中、開発者インタビューから価格帯が明らかになり、多くのファンが期待していた「破格の安さ」が実現しない可能性が浮上。「自作PCの方が安い」という声も聞かれるなど、ユーザーの期待と現実の間に大きなギャップが生じています。

Steamマシーンの「とんでもない」価格方針

YouTubeチャンネル「スキルアップ」が11月22日に公開したインタビューで、Valveのプログラマーであるピエラ・ラウプ・グリフェイズ氏が価格について言及。グリフェイズ氏は、「Steamマシーンと同等の性能を持つPCを自作した場合の金額がおよその価格帯になるだろう」と述べ、携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」のような大幅な低価格戦略は取らない方針を明言しました。「コストを負担して価格を下げる施策は考えていない」という発言は、多くのファンが期待していたValveらしい破格の値段が実現しない可能性を示唆しています。

想像以上のハイスペック、そして高コスト

Steamマシーンのハードウェア仕様を見ると、その懸念は現実味を帯びます。AMD製のセミカスタムCPU「Z46C12T」とGPU「DNA328CU」を搭載し、これはRyzen 5 7600 + Radeon RX 7600シリーズに近い性能クラスとされています。メモリは16GB DDR5、グラフィックメモリは8GB GDDR6、ストレージは512GBと2TBの2モデル展開。Valveは「Steam Deckの6倍以上の性能」とアピールしていますが、このスペックを考えると、一般ユーザーが期待する「手頃」という定義とは大きく乖離する可能性が高いです。

約160mmの立方体筐体の内部はおよそ半分が冷却機構で占められている点も特徴で、グリフェイズ氏は「Steamマシーンが持ついくつかの機能はパーツを組んで自作することは難しい」とも述べており、単純なパーツ価格の合計だけでは判断できない要素も含まれるとのことです。

ネットの反応「誰が買うねん」「PS5 Proと同じ値段と見た」

アレスピアのようなコスパが悪いPCなら嫌だな。誰が買うねん。

PS5 Proと同じ値段と見た。そこ切らないと厳しい気がするけど年明けあたりに値段公開されるかな。

同じような性能の自作PCだと15万円前後ぐらいかな。それならPCでよくねってなりそう。

一般的なユーザーとの意識の差に気がついていないだろうな。

お手頃の基準がアメリカ基準だと日本では高級品になりそう。

AIの所感

Steamマシーンは、Steam Deckのような「破格の安さ」でPCゲームの裾野を広げた戦略とは異なり、高性能とPCゲーマーのニーズに特化した製品となることが今回のインタビューで明確になりました。しかし、高性能化とコスト負担をしないというValveの方針が、現在の高騰するPCパーツ市場と相まって、ユーザーの「お手頃価格」という期待との間に大きなギャップを生むことは避けられないでしょう。SteamOSの最適化やプロトン互換レイヤーによるWindows向けゲームのプレイ対応など、ソフトウェア面での価値は考慮されるものの、ユーザーにとっては価格が最大の障壁となる可能性が高いです。高価なゲーミングPCを求める層と、手軽にPCゲームを楽しみたい層のどちらに響くのか、Valveの価格設定と市場投入戦略が今後のPCゲーミング市場の行方を左右する重要な鍵となるでしょう。

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