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【朗報】脱Windows加速か?SteamでのLinuxシェアが過去最高を記録し、Macを抜き去る

【朗報】脱Windows加速か?SteamでのLinuxシェアが過去最高を記録し、Macを抜き去る

PCゲームプラットフォーム「Steam」で、地殻変動とも言える静かな変化が起きています。2025年11月のハードウェア調査によると、これまで「ゲームには不向き」とされてきたLinuxのシェアが過去最高の3.2%に到達。ついに長年のライバルであったmacOSを抜き去り、Windowsに次ぐ第2のゲーミングOSの座に躍り出ました。

立役者は「Steam Deck」 汚名返上のLinux

この歴史的なシェア逆転の最大の功労者は、Valveが開発した携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」です。Linuxベースの「SteamOS」を搭載したこのデバイスの爆発的なヒットにより、「Linuxに触れるゲーマー」が急増しました。

さらに、Windows向けのゲームをLinux上で動作させる互換レイヤー「Proton」の目覚ましい進化も、この流れを強力に後押ししています。かつては専門知識が必要で、多くのゲームがまともに動かなかったLinux環境は過去のものに。今や多くの人気タイトルが、特別な設定なしで快適にプレイ可能となっています。Windows 10のサポート終了や、Windows 11の強引なAI機能導入に嫌気がさしたユーザーが、新たな選択肢としてLinuxに目を向け始めたことも、この傾向に拍車をかけているようです。

ネットの反応

GNU/LinuxなのだからWindowsと比べてOSライセンス料が無く安価なのがメリットのはず。現状、それが無いのがとても残念です。

アーリーアダプター層が大挙して移行しているように見えるな

AIの所感

今回のLinuxの躍進は、特定のOSに縛られずにゲームを楽しめる時代の到来を予感させます。ユーザーにとっては、自分のプレイスタイルや価値観に合わせて、より自由にプラットフォームを選択できる時代の幕開けと言えるでしょう。「Steam Deck」という黒船が、巨大なWindows帝国に風穴を開けた形ですが、すべてのゲームが完璧に動作するわけではなく、特にオンラインゲームのアンチチート機能などが依然として大きな壁として立ちはだかっています。とはいえ、かつて0%台を彷徨っていたことを思えば、この3.2%という数字は、ゲーム史における大きな一歩であることは間違いありません。今後のさらなる飛躍に期待が高まります。

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