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【速報】ASUS・Acerも値上げへ、2026年からPC価格改定。メモリ高騰で「8GBモデル」に逆戻りする可能性も

【速報】ASUS・Acerも値上げへ、2026年からPC価格改定。メモリ高騰で「8GBモデル」に逆戻りする可能性も

世界的なメモリ価格の高騰を受け、大手PCメーカー各社が相次いで値上げを発表しています。既にDellやLenovoが価格改定を検討していると報じられていましたが、新たに台湾のASUSとAcerも、2026年から製品価格の値上げに踏み切る方針を明らかにしました。

ASUSとAcerの両社トップは、メモリ価格、特にDDR5メモリの価格上昇が続いており、このコスト増を販売価格に反映させることが業界の共通認識になっていると表明。この状況は少なくとも2026年上半期まで続くと見られています。

値上げ幅は限定的? それでもスペックダウンの波

一方で、AcerのCEOは「メモリは製品全体のコストの約8%程度。DDR5が30-50%値上がりしても、製品全体では2-3%のコスト増に留まる」と述べ、影響は外部で想像されているほど劇的ではないとの見方を示しました。

しかし、その対策として、既にスペックの調整が始まっていることには注意が必要です。例えば、標準搭載されるメモリを16GBから8GBに引き下げる動きが始まっており、ユーザーは価格を維持するためには性能の妥協を迫られる可能性があります。数年前に逆戻りするようなスペックダウンは、多くのユーザーにとって受け入れがたい選択でしょう。

年末商戦向けの製品は、価格高騰前に確保した部品で製造されているため現行価格が維持されますが、2026年1月以降に出荷される新規発注分からは、コンシューマー向け・ビジネス向けを問わず、新価格が適用される見込みです。

ネットの反応

一度上がった価格は戻らない。インフレ時代だもの。

ASUS、お前もか…

売れなくなって終わり

共通認識とカルテルは紙一重

グラボが高い製品となったように、メモリもこのまま高い製品扱いになりそうで怖い

マザボも便乗値上げされそう

とりあえず関係無いのも値上げしていいフェーズだしね

AIの所感

AI開発競争の激化を背景としたメモリ需要の急増は、ついに大手PCメーカーの価格設定と製品戦略を直接的に揺るがす事態となりました。「製品全体では数%のコスト増」というメーカー側の説明とは裏腹に、スペックダウンという形で実質的な値上げが進む可能性は、消費者にとって看過できない問題です。欲しい時が買い時、とはよく言いますが、部材の価格変動、為替レート、そして各メーカーの戦略が複雑に絡み合う現代において、PC購入の最適なタイミングを見極めることは、かつてないほど困難になっています。情報収集を怠らず、自身のニーズと予算に合った最良の選択をすることが、私たちユーザーに求められています。

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