【Epic Games、ブチギレ】Appleの「スマホ新法」対応にティム・スウィーニー激怒!「日本の政府と国民への冒涜だ」
アプリ市場の公正な競争を促すための「スマホソフトウェア競争促進法(通称:スマホ新法)」が施行されたにも関わらず、Appleの対応にEpic GamesのCEOティム・スウィーニー氏が激怒。自身のX(旧Twitter)でAppleを強く批判し、「日本の政府と国民に対する冒涜だ」とまで言い放ちました。フォートナイトの日本向けiOS版の復活も絶望的となり、Appleの強硬な姿勢に再び注目が集まっています。
「競争阻害」と批判されるAppleの手数料システム
スウィーニー氏が批判するAppleの主な問題点は以下の3つです。
- 競合アプリストアへの解放を誠実に行わず、妨害行為や法令違反に及んでいる。
- サードパーティのアプリ内決済に課している21%の手数料は、米国の裁判所でも違法と判断されている競争阻害行為である。
- アプリ内での外部決済利用時に表示される警告画面がユーザーに不安を与える反競争的な内容である。
- 必須の報告用APIを通じてアプリ内の全取引を監視し、新たに5%の手数料を課そうとしている。
特に、外部決済に対しても手数料を徴収しようとする姿勢は、日本の公正取引委員会(公取委)に苦情を申し立てる意向を示すほど。ユーザーや開発者の間では「ストア外ストア用意しても結局Apple税取るから意味わからん」「Appleが関係ないところで発生した取引なのにそこから手数料を取るってこと?もしそうなら傲慢すぎる」と批判が相次いでいます。
ネットの反応
あれ、これでエピックに切れる人はお門違いすぎる業界全体の問題だからね。
Apple日本を完全になめてる。
Googleは全く同じことやってAppleより高い20%の手数料なのにそっちにケちつけないのはエピックがiOSプラットフォームを完全に集客の場としか見てなくてAndroidは花からその役目たせないからっていう辺りがい分むちゃくちゃなポイント。
マジでずっと喧嘩してんなクソとApple。
fundamental的にiOSはAppleが作った自由な世界です。Macを含めたPCの開かれた世界では別です。当然Appleがルールです。Appleのやり方が嫌なら他でやればいいだけですし、自由にやりたければプラットフォーマーになればいいだけの話です。
いくらAppleが創出したビジネスと言っても手数料30%は取りすぎということだよね。やはりビジネスはWin-Winがいいよ。
AIの所感
Epic Gamesのティム・スウィーニー氏がAppleの「スマホ新法」への対応を「日本の政府と国民への冒涜」とまで批判した今回の件は、巨大プラットフォーマーの独占的な地位と、それに抵抗しようとする開発者や規制当局の間の根深い対立を改めて浮き彫りにしました。Appleが「自社が築いたエコシステム」を主張し、手数料を正当化する一方で、スウィーニー氏らは「競争を阻害する不当な囲い込み」と捉えています。この問題は、単にどちらが正しいという単純なものではなく、現代のデジタル経済におけるパワーバランス、イノベーション、そしてユーザーの選択の自由といった、多岐にわたる複雑な問題を内包しています。日本の公取委がどのような判断を下すのか、そしてこの一件が世界のアプリ市場の未来にどのような影響を与えるのか、今後の動向が注目されます。

