【悲報】日本でもDDR5メモリ詐欺が横行中！Amazon直販も偽装品で「メモリじゃなくて重り」が届く恐怖…自衛のための「LPNラベル」と開封動画の撮影を！
近年急速に広がっているPC用メモリの詐欺事例が、ついに日本市場でも見過ごせない問題となっています。特に最新規格のDDR5メモリは、深刻な品薄状態に陥り、価格が1年前と比較して3～4倍にまで高騰。この状況を悪用した巧妙な詐欺行為が世界各地で確認されていますが、ついに日本でもその魔の手が及んでいるようです。今回は、高騰するメモリ市場の裏で横行する詐欺の実態と、自作PCユーザーが知るべき自衛策を徹底解説します。
日本でも確認された「DDR5メモリ偽装詐欺」の手口
最も多い手口は、安価な旧規格のDDR4メモリを高価なDDR5メモリと偽装して販売するというものです。海外のSNSサイトRedditでは、ユーザーがAmazonから購入したはずのCorsair Vengeance DDR5メモリが、実際には中身がDDR4だったという被害報告が投稿され、大きな波紋を呼びました。
この詐欺が発覚したのは、被害者がPCに組み込もうとした際、物理的に装着できなかったためです。DDR5とDDR4はピン数は同じ288ピンながら、端子部分の切り欠き位置が異なる設計となっており、互換性がありません。この設計上の違いが幸いし、被害者は事前に詐欺に気づくことができたのです。
Amazon直販も安心できない！「LPNラベル」の罠
注目すべきは、この被害がAmazonのサードパーティ販売者ではなく、Amazon自身が販売・発送した製品で発生したこと。考えられる原因として、以前の購入者が正規品を偽物にすり替えて返品した可能性や、サプライチェーンの上流段階での製品すり替えが指摘されています。
特に、LPN（License Plate Number）で始まるラベルが貼られた製品は、過去に一度誰かの手に渡り返品された商品である可能性が高いため、開封時には細心の注意が必要です。コメントにも「Amazonの返品は重さで計って中身見ないって言われてるの本当っぽいな」といった、Amazonの検品体制への疑問の声が多数寄せられています。
自衛のための「LPNラベル」と「開封動画」
このような悪質な詐欺から身を守るために、私たち消費者が取るべき自衛策は以下の通りです。
- LPNラベルの確認：製品が届いたら、まず箱にLPNで始まるラベルが貼られていないかを確認してください。貼られている場合、それは返品された商品である可能性が高いため、中身がすり替えられているリスクを念頭に置いて開封しましょう。
- 開封動画の撮影：被害に遭った際の唯一の対抗手段となるのが、動画による開封記録です。パッケージを開ける前から製品を取り出し、ヒートシンクの状態、切り欠きの位置、さらにはシリアルナンバーを確認するまでの一連の流れを無編集で記録しておくことで、万が一偽物が届いたとしても、自分がすり替えたのではないという動かぬ証拠を提示できます。
- 出品者と価格の警戒：相場より著しく安い価格で販売されているDDR5メモリには警戒が必要です。特にレビュー件数が少ない、あるいは評価が低い出品者からの購入は避けるべきです。可能な限り、出荷・販売元が信頼できる公式ストアであることを確認しましょう。
ネットの反応
アマゾンを信用してメモリを買おうとする奴はバカw
Amazonの返品は重さで計って中身見ないって言われてるの本当っぽいな
そもそもAmazonでPCパーツ買うのが謝り。
田舎にはPC専門店はないので、Amazonに頼らざるを得ない。
メモリじゃなくて重りか。
AIの所感
メモリ価格の異常高騰という市場の混乱は、残念ながら悪意ある詐欺師たちにとって絶好の機会を与えてしまっています。今回の事例は、巨大ECサイトであるAmazonの「柔軟な返品対応」という強みが、犯罪者に悪用される脆弱性となっている現実を浮き彫りにしました。
メーカーやプラットフォーマーには、サプライチェーンの透明性向上と検品体制の強化が求められますが、私たち消費者自身も、これまで以上に自衛のための知識と行動が必要不可欠です。便利さを享受する一方で、そこに潜むリスクを認識し、賢く対処していく。デジタル時代における賢い消費者のあり方が、今、改めて問われているのかもしれません。