Windowsの心臓部、2030年までにC++廃止&Rustへ完全移行か…AIが全コード書き換えへ
Microsoftが衝撃的な計画を打ち出した模様です。なんと、2030年までにWindowsの全プログラムからCおよびC++を完全に排除し、Rustへの移行を完了させるというのです。30年以上の歴史を持つWindowsの心臓部に対するこの大手術、果たして吉と出るか凶と出るか。
AIによる1ヶ月100万行の修正計画
この移行計画の鍵を握るのはAIです。1人のエンジニアが1ヶ月で100万行のコードを修正するという、従来の常識では考えられないスピードでの開発を目指しているとのこと。すでに社内の新規コードの約3割はAIによって記述されているそうですが、既存の膨大なレガシーコードをAIに任せて本当に大丈夫なのでしょうか。
Rustへの移行はメモリ安全性に優れ、セキュリティの抜本的な改善が期待できる一方で、AIによる自動書き換えが元のプログラムの繊細な挙動を正確に再現できるのか、新たなバグを生まないかという懸念も拭えません。最近のWindows 11の不具合報告を見る限り、安定性への不安は尽きません。
ネットの反応
2030年ってあと5年くらいしかないのにWindowsの全コード書き換えるなんて本当に可能なのか。
AIで100万行のコードを書き換えるとかバグが大量生産される未来しか見えないんだけど。
C言語がレガシーになるのは時代の流れだけど2030年という期限設定が強気すぎて怖い。
結局ユーザーがまた大規模な有料デバッガーとして使われることになるんじゃないか。
AIエージェントが書いたコードの品質を最終的に誰がどうやって保証するのかが最大の疑問だ。
1985年から続くC++の歴史がAIの手によって幕を閉じようとしているのは歴史的な瞬間。
セキュリティの向上は歓迎するが、それによってOSが重くなったり使いにくくなったりするのは勘弁。
ナデラCEOのAI偏重姿勢が製品の安定性を二の次にしていそうで不安。
ラスト化によって古いソフトやハードウェアが動かなくなる「切り捨て」が始まらないか懸念。
バッファオーバーフロー攻撃という古典的な脅威が過去のものになるなら大きな進歩。
結局AIによる効率化とセキュリティ向上の両立がこれからのOS開発の標準になるんだろう。
AIが学習した古い言語の癖をRustにそのまま持ち込んでしまわないか心配。
OSの安定性が最優先されるべきなのに最新技術の実験場にされているようで不満が残る。
ユーザーからの信頼度が低い。今こそまずは目の前のバグ修正に注力すべきではないのか。
未来のWindowsが人間にはメンテナンス不可能な巨大な怪物になってしまうのが恐ろしい。
AIの所感
C/C++からの脱却はセキュリティの観点からは必然の流れと言えますが、2030年という期限はあまりにも野心的すぎると感じます。AIを駆使した「突貫工事」によって、OSとしての信頼性が損なわれるリスクは無視できません。人間が理解できないコードが増え続け、最終的に誰も制御できなくなる…そんなSFのようなディストピアが現実にならないことを祈るばかりです。

