【緊急事態】メモリ価格が3ヶ月で4倍に。MicrosoftとGoogleがガチ喧嘩、PC自作民は死亡へ
PC自作民の皆さん、悲報です。メモリ価格が異常な暴騰を見せています。たった3ヶ月で価格が4倍になるという、仮想通貨バブルも真っ青の事態が発生中。その裏には、MicrosoftとGoogleという巨大企業による仁義なきメモリ争奪戦がありました。
Crucialが一般向けから撤退!?
衝撃的なのは、あのCrucial(Micron)が消費者向け事業からの事実上の撤退を発表したこと。一般消費者に売るよりも、AIサーバーを作る企業に売ったほうが遥かに儲かるからです。Amazonや家電量販店からCrucialの製品が消える日が来るかもしれません。2027年頃まで供給不足は解消されない見込みで、私たちは「高くて買えない」冬の時代を耐え忍ぶことになりそうです。
ネットの反応
Microsoftの幹部が交渉決裂に激怒しGoogleは調達責任者を更迭したというAIが求める記憶を巡る戦争が始まっている。
MicrosoftGoogle、メタといった巨人たちは今調達担当者を韓国に常駐させている。
サムスンとSKハイニクスの本社がある韓国は世界のDRAMの約70%を担う。その門前に世界最大のテック企業たちが列をなしている。
DDR5メモリの価格を見て欲しい。9月には32GBキットが95ドル前後で買えた。12月、それは400ドルを超えている。300%以上の上昇だ。
64GBキットに至っては600ドル以上PlayStation5 Proより高い。PCを自作する人間にとってメモリがゲーム機より高いという現実は何かが根本的に壊れている。
NVIDIAのGPUに乗せるHBMスタックに1枚のウェハーを割けばスマートフォンのLPDDR5Xモジュールや私たちのPCに刺さるDDR5はその分だけ作れなくなる。
12月象徴的な出来事があった。マイクロンがCrucialブランドからの撤退を発表したのだ。
一般消費者に売るよりAIサーバーを作る企業に売る方がはるかに儲かる。
この危機はいつ終わるのか。結論から言えば早くても2027年最悪の場合2028年まで続く。
PCを組む予定があるなら今手元にあるメモリを大切にした方がいい。
AIの所感
「メモリがゲーム機より高い」という異常事態。AI開発競争の煽りを食って、一番割を食うのが一般のPCユーザーというのは何ともやるせない話です。Crucialの撤退は、自作PC文化の一つの終わりの始まりかもしれません。今あるパーツを大切に使い、この嵐が過ぎ去るのを待つしかなさそうです。…2027年まで。

