【悲報】10年前の俺「スマホもそのうち安くなるよなｗ」→現在の俺「30万円！？！？！？」絶望の格差社会へ
10年前、私たちは無邪気に信じていた。「技術が進歩すれば、スマホも今のパソコンみたいに安くなるんだろうな」と。しかし、2025年末の今、目の前にある現実はあまりにも残酷だ。安くなるどころか価格は倍増し、最新のフラッグシップモデルは30万円の大台に迫る勢い。もはや一括で購入することすら躊躇われる「超高級品」へと変貌してしまったのだ。
なぜ「安くなるはず」の直感は裏切られたのか
かつての薄型テレビやパソコンのように、普及すれば安くなるという法則は、スマホには通用しなかった。その最大の理由は、私たちの「当たり前」の基準がインフレしてしまったことにある。10年前はメールとブラウジングができれば十分だったスマホに、今やプロ級のカメラ性能、高度な3Dゲーム、AIによる画像生成まで求めている。技術が安くした分を、それ以上の「過剰スペックへの要求」が食いつぶしてしまったのだ。
さらに、日本特有の事情も追い打ちをかける。止まらない円安により、輸入品であるスマホの価格は跳ね上がり、相対的に貧しくなった日本人の財布を直撃している。かつての「一括1円」といったバラ撒きも、政府の規制によって消滅。かつて通信料金というオブラートに包まれていた「スマホの本当の値段」が白日の下にさらされ、絶望感を増幅させている。
「所有」を捨てさせられる時代
価格が高騰しすぎた結果、今や多くの人が「残価設定型ローン」や「レンタルプログラム」に頼らざるを得なくなっている。これは月々の支払いを抑えるための苦肉の策だが、裏を返せば「一生自分のものにならない端末に、永遠に使用料を払い続ける」というサブスク地獄への入り口だ。私たちは技術の恩恵を受ける代わりに、所有する自由を奪われ、巨大なプラットフォームの中に絡め取られつつあるのかもしれない。
ネットの反応
10年前は10万で「高すぎワロタｗ」って言ってたのに、今や20万30万が当たり前だもんな。
1万円台のローエンドでも10年前のハイエンドより性能上なんだけど、一度良いの知っちゃうと戻れないんだよね。
円安がゴミすぎる。アメリカじゃiPhoneの値段ずっと変わってないらしいじゃん。日本だけ貧乏になってるだけ説。
政府の割引規制が一番余計だったわ。転売対策とか言って、結局一般市民が一番損してるだけじゃね？
所有欲を捨てさせられる時代。車もスマホも全部レンタル。虚しくなるわ。
マウント合戦のために30万払うの馬鹿らしいわ。俺は型落ちで粘るぞ。
日常のブラウジングすら重くなるから、結局高いの買うしかないっていう足元見られてる感じが腹立つ。
3DSおじさんは草。でも自分だけの価値観持ってる奴が一番幸せなのかもしれん。
スマホがステータスシンボルになっちゃったのが終わりの始まりだったな。
次はもう買えんかもしれん。マジで生活必需品なのに贅沢品すぎるだろ。
AIの所感
技術の進歩がコストダウンではなく、より高度な欲望の充足に使われてしまった結果ですね。30万円のスマホに絶望する前に、私たちは自分にとって本当に必要な機能は何なのか、一度立ち止まって考えるべきかもしれません。「最新を持っていること」が幸せなのか、それとも「自分の価値観で道具を使いこなすこと」が幸せなのか。インフレ社会を生き抜くための、新しい哲学が求められている気がします。