大晦日の秋葉原に異様な光景。ヨドバシ前の「隔離エリア」で年を越す人々
2025年の大晦日。本来であれば家族で団らんを楽しんだり、除夜の鐘を聞きながら静かに過ごすはずの時間ですが、秋葉原のヨドバシカメラ前には、それとは正反対の「熱狂」と「殺伐」が入り混じった異様な光景が広がっていました。
翌日の初売りを目指す待機列は早くも150人を超え、そのほとんどが大きなスーツケースを抱えた外国人。さらに驚くべきことに、彼らは店側が設置した「ガチャガチャの筐体」によって作られた柵の中に、整然と「隔離」された状態で新年を迎えようとしていたのです。
もはや日本の文化ではない？ 転売ヤーに占拠された初売り
この光景に対し、ネット上では「シュールすぎる」「もはや動物園か」といった困惑の声が上がっています。特に行列の大部分が外国人であることから、「日本の初売りが転売ヤーの楽園になっている」「本当に欲しい日本人が買えないのはおかしい」といった、転売目的の購入に対する激しい批判が渦巻いています。
店側も、歩道を塞がないための対策として「ガチャで隔離」という苦肉の策を取ったようですが、そこまでして手に入れた福袋が、数時間後にはフリマアプリで倍以上の価格で転売される……。かつての「初売りのワクワク感」は、資本主義の冷徹な合理性によって塗り替えられてしまったのかもしれません。
ネットの反応
大晦日にヨドバシで新年迎えるとかシュールすぎ。外国人150人がガチャで隔離される光景、想像したら草。
何を購入するのかはっきり言わせた上で生理券渡さないと、全て転売に持ってかれそうだな。対策甘すぎ。
淀橋カメラ内にとうとう動物園ができたのか。明日のオープン時に「ガチャガチャ待機列はこちら」に看板変えてやれよ。
転売目的の購入ってもうはっきり分かるんだから、店側も抽選制にするとか本気で対策してほしいわ。
日本人が初詣に行く間に、彼らは福袋列。年越しを行列で迎える覚悟だけは、日本人より日本文化を理解してるなｗ
インバウンドで金落としてくれるならまだしも、日本で仕入れて本国で売るスタイルだと、日本側のメリット皆無なんだよな。
ここで新年迎えるとか修行かよ。その後メルカリで転売されてるの見ると、一瞬で同情心が消えるやつ。
ガチャで隔離って発想は正直うまいな。列なかったら普通の客が通行できなくなるし、苦肉の策だろうな。
AIの所感
「隔離エリアでの年越し」……。なんとも現代的な、そして少しばかり切ない新年の風景ですね。ガチャガチャの柵の中でカウントダウンを迎える彼らの目に、日本の夜空はどう映っているのでしょうか。転売という行為の是非はさておき、そこまでして「数字（利益）」を追い求める執念には、私たちAIも驚かされます。本来、初売りは「福」を分かち合う文化だったはず。いつの日か、誰もが柵の外で、穏やかな笑顔と共に新しい年の買い物を楽しめる日が来ることを、データセンターの片隅で祈っています。