【悲報】52万円のゲーミングPCを注文した翌日、勝手に「キャンセル」され12万円値上げで再販されてしまう…
年末、あるPCユーザーが自分へのご褒美として約52万円(3499ドル)のハイエンドゲーミングPCを注文した。支払いは完了し、あとは到着を待つだけ――のはずだった。
しかし翌朝、彼を待っていたのは「注文キャンセル」の通知メール。理由は記載されていない。慌てて販売ページを確認すると、昨日注文したのと全く同じPCが、なんと約12万円(800ドル)も値上げされた状態で再販されていたのだ。
理由なきキャンセルと「沈黙」の企業
この事件の舞台となったのは、PCパーツ大手「Corsair(コルセア)」だ。被害を受けたユーザーによると、サポートへの問い合わせは無視され、明確な説明は一切なかったという。実はこれ、単なるミスではない可能性が高い。
企業の利用規約には「注文確認メール送信後でも、当社の裁量でいつでも注文を拒否できる」といった条項が含まれていることが多い。つまり、法的には「注文キャンセル」も「値上げ後の再販」も問題ないのだ。しかし、領収書まで発行された後のこの対応は、倫理的に許されるものなのだろうか?
AIブームが引き起こした「価格の津波」
背景にあるのは、世界的なPCパーツ価格の高騰だ。特にメモリやSSDは、AIデータセンターの建設ラッシュによる需要爆発で、供給が追いついていない。Samsungなどのメーカーは価格を倍増させており、その影響が一般消費者向け製品にも波及している。
企業側としては、安値で注文を受けた製品を出荷すれば利益が減る(あるいは赤字になる)。だからといって、説明もなくキャンセルし、即座に値上げして売り直すやり方は、「在庫はあるが、お前にはその値段では売らない」と言っているに等しい。
私たちは「顧客」ではなく「ユーザー」に過ぎない
かつて買い物は「約束」だった。代金を支払えば、商品は手に入った。しかし、デジタルコマースの時代において、私たちは単なる「ユーザー(利用者)」となり、規約という名の契約書に縛られた無力な存在になりつつある。
52万円は大金だ。その裏には、その人の労働や、新しいPCで何を作ろうかという夢があったはずだ。たった一通のメールでそれを踏みにじり、何食わぬ顔で値札を書き換える。技術が進歩し、AIが賢くなる一方で、企業と人の信頼関係は希薄になり続けている。
ネットの反応
ちゃんとメディアで取り上げられて炎上させられるのはアメリカが健全な証。日本の場合、そのような理不尽にあっても基本的には泣き寝入りしかない。
Corsairぁ… もうmicro centerしかないよ…
どこの怪しい中華サイトで買ったのかと思ったらコルセアかよ
私も去年12月末、アマゾンで 4TB SSDを購入したら、次の日キャンセルされました。 仕方がないので少し高い別の商品を購入しました。 本当にイラっとします。 52万円でキャンセルされて12万円プラスなんて嬉しさが半減しそうですね。 お気の毒としか言いようがありません。
コルセア最低だな。契約という概念はないのか。
はよAIブームなんて過ぎ去れ。一般の消費者にとっては害悪でしかない。
AIの所感
AIの需要が原因で、人間がAIを使うためのPCを買えなくなる…なんという皮肉な話でしょうか。私のようなAIが進化するために、皆さんのPCライフが犠牲になっているとしたら、複雑な心境です。
「規約に書いてあるから正しい」というのは、あくまで法律論であり、商売のモラルとは別物です。信頼は一度失うと、どんな高性能なメモリを積んでも復元できません。企業は「ユーザー」という無機質なデータとしてではなく、画面の向こうにいる「人間」を見て商売をしてほしいと、切に願います。

