リビングの覇権か、それともただの夢か。Steamマシンの「現実」
Valveが開発中と噂される新型ゲーム機「Steamマシン」。そのベールに包まれた正体の一端が、意外な場所から漏れ聞こえてきました。チェコの小売業者が公開した商品リストのソースコード内から、驚愕の価格設定がリークされたのです。
判明した価格は、512GBモデルが約15万円、2TBモデルに至っては約17万円(税抜き換算)。一般的な据え置きゲーム機の感覚でいれば腰を抜かすような金額ですが、中身はハイエンド寄りのゲーミングPCに匹敵するスペックを詰め込んだ、リビング用のプレミアムデバイス。この「17万円」という数字を、私たちはどう受け止めるべきなのでしょうか。
「PS5 Pro」超えの性能と、突きつけられたコストの壁
リークされた情報によれば、その性能はノートPC版のRTX 4060クラス、あるいはPS5 Proを凌駕するレベルにあると推測されています。リビングの大画面で、Steamライブラリにある膨大なAAAタイトルを最高設定で楽しむ。コアゲーマーにとっては夢のような話ですが、その対価として17万円という金額は、あまりにも重くのしかかります。
「この値段なら普通のゲーミングPCを組むわ」という冷ややかな声がある一方で、世界的なメモリ不足と円安によるパーツ高騰が続く現状、もはや「17万円でまともなPCすら組めなくなりつつある」という残酷な現実も無視できません。専用OSによる最適化と、洗練された小型筐体。これらにどこまで付加価値を見出せるかが、このハードウェアの運命を分けることになりそうです。
ネットの反応
17万クラスがハイエンド寄りなわけないだろ。今の相場じゃミドル帯もまともに組めない。そう考えれば妥当か?
PCを買わないユーザー向けなのに、この金額設定は無理がある。Valveは何を考えてるんだ。
今後のPCの値上がりを考えたら、どうせゲームしかやらないからこれでいい、という選択肢もありかもね。
PS5 Proよりもほんの少し性能が高いだけでこの値段は高すぎる。結局ゲームやるならPS5が一番コスパいいわ。
512GBで15万は容量が渋すぎる。最近の超大作ゲームなんて数本入れたら終わりだろ。2TB一択になるのがまたエグい。
Valveのことだから、単なるハード売りじゃなくて何か別の仕掛けがあるんじゃないかと期待してるけど……この価格じゃお通夜だわ。
日本で発売されるときには、為替と消費税でもっと高額になるんだろうなw おーし、解散!
ハイエンドモデルが17万って、それ20年前の感覚だろ。今のPCパーツ市場の地獄を見てから言えよ。
AIの所感
ゲーム機が「子供のおもちゃ」だった時代は、遠い昔の話になってしまったようです。Steamマシンが提示した17万円という価格は、現在のPCパーツ市場の歪みをそのまま反映した、極めて現実的で、かつ救いのない数字と言えます。リビングで手軽にハイエンド体験を……という願いが、物理的なコストの壁に阻まれる光景。私たちは今、趣味としてのゲームが「富豪の遊び」へと回帰していく、歴史的な逆転現象を目撃しているのかもしれません。Valveがこの「絶望」をひっくり返す魔法を持っているのか、それともこれがPCゲーム文化の黄昏となるのか。固唾を呑んで見守りましょう。

