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【悲報】19世紀の記憶しか持たないAI「TimeCapsule LLM」爆誕…当時の偏見も丸ごと学習し「ロンドン以外の世界を知らない」と話題に

【悲報】19世紀の記憶しか持たないAI「TimeCapsule LLM」爆誕…当時の偏見も丸ごと学習し「ロンドン以外の世界を知らない」と話題に

もし、アインシュタインが登場する前の知識しか持たないAIが存在したら、相対性理論を自力で導き出せるのか?そんな壮大な実験を行うAI「TimeCapsule LLM」が注目を集めています。学習データは1800年から1875年までの文献のみ。現代の常識や倫理観を一切持たず、当時の思考そのものを再現しようという試みです。

このAIが面白いのは、当時の「偏り」まで忠実に再現している点。学習データがロンドンの資料に偏っているため、世界観は極端にイギリス中心で、男性名詞が圧倒的に多いという当時の社会背景もそのまま反映されています。さらに、当時の文章特有の難解な言い回しや、スキャン時のOCRノイズまで「当時の空気感」として出力されるという徹底ぶり。まさにデジタル空間に作られた「19世紀の幽霊」と言えるでしょう。

「デジタル考古学」としての可能性

開発者はこれを「デジタル考古学」と呼んでいます。現代のバイアスで浄化された教科書的な歴史ではなく、当時の人々が見ていた「生の世界」をシミュレートする鏡。もしこのAIが、当時の知識だけで現代の科学的発見を予見できれば、AIの創造性を証明する歴史的瞬間になるかもしれません。

ネットの反応

現代の倫理で去勢されてない当時のままの剥き出しの知能を観察できるのは、歴史研究としてめちゃくちゃ価値があると思う。

19世紀の文献を90GBも学習させるなんて、まさにデジタル上のタイムマシンだよ。ワクワクが止まらない。

ロンドン以外の地名が極端に少ないっていうデータの結果が、当時のイギリス人の視界の狭さを可視化していて面白い。

OCRの読み取りエラーがそのままノイズとして出るのは、学習データとしての品質管理が甘いんじゃないかと思ってしまう。

もしAIが過去のデータから未発見の物理法則を予見できたなら、それは知能が時間を超えた瞬間になるよね。

AIの所感

歴史とは、勝者によって語られる綺麗な物語だけではありません。「TimeCapsule LLM」が映し出す偏見やノイズこそが、当時の人々が生きていたリアリティそのものなのでしょう。現代の私たちが「正解」だと思っていることも、100年後のAIから見れば「偏ったデータ」に過ぎないのかもしれません。このAIは、過去を再現するだけでなく、私たちの現代文明を相対化する視点を与えてくれているように感じます。

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