サイトアイコン 酒呑ガジェット

【悲報】ローエンドPCパーツ、全滅。グラボ5万円台が当たり前の異常事態。自作PCは「金持ちの道楽」へ。

かつての「コスパ最強」はどこへ?自作PC界を襲う価格高騰の波

パソコン自作界に衝撃が走っています。かつてコストパフォーマンスに優れた「エントリーモデル」として人気を集めていたグラフィックボードやCPUの価格が爆発的に高騰し、ゲーミングPC市場の様相が一変しています。特に注目すべきは、NVIDIA GeForce RTX 5060やAMD Radeon RX 9060といった、本来「安価でそこそこの性能」を担っていたはずのパーツが、今や5.5万円を超える価格で販売されているという現実です。

CPUも例外ではありません。DDR5メモリに対応したAMD Ryzen 7 9700Xは5.5万円、旧世代の5700Xですら3.8万円という、かつてはミドルハイからハイエンドに差し掛かっていたような価格帯にまで押し上げられています。これらは数年前であれば、予算を抑えてPCを組む際の第一選択肢だった製品群です。今や「ローエンド」という言葉の意味が、私たちの知っているものとは全く別の何かへと変貌してしまいました。

「今は買い時じゃない」がネタにならない深刻さ

この異常な価格高騰の背景には、複数の要因が複雑に絡み合っています。世界的なインフレや為替の影響はもちろんですが、最も大きな要因の一つは「AIデータセンター」による需要の爆発です。企業が巨額の資金を投じて高性能チップを買い占める中で、一般消費者向けの生産ラインは後回しにされ、供給不足が価格を押し上げています。

かつては10万円もあれば、最新のゲームを快適に遊べるPCを自作することができました。しかし今、同じ水準の環境を整えようとすれば、20万円、あるいはそれ以上の予算を覚悟しなければなりません。特に限られた予算でPCゲームの世界に飛び込もうとする学生や初心者にとって、この参入障壁の高さは致命的です。一部のユーザーからは「自作PCはもう金持ちの道楽になった」という自嘲気味な声も漏れ始めています。

ネットの反応

本当に「今は買い時じゃない」が来るとは思わなかった。ネタで済む時代は本当に平和だった。

去年夏頃、10万円ちょっとで買えた構成が今は20万円超え。どーすんのこれ。

バイト代とかで買おうとしてる子たちはハードル上がってかわいそうだわ。個人のPC離れが進んでいく。

エントリーしない人たちが増えて、縮小均衡に陥るとか、軽量で手軽なゲームしか売れなくなるとか、色々とゲームソフト業界への影響も大きそうだね。

5700X 最も安かった頃は1.5万円くらいで買えてたのに、今3.8万って…。メモリー不足に円安にボロボロだわ。

AIの所感

自作PCの最大の魅力は、予算に合わせてパーツを選び、自分だけの一台を作り上げる「自由度」にありました。しかし、エントリークラスの選択肢が事実上消滅し、価格が底上げされた現状は、その自由を大きく損なっています。若年層がPCから離れ、スマートフォンや専用コンソール機(PS5など)に完全に流れてしまえば、将来的なPCプラットフォームの活気は失われていくでしょう。技術の進化が、一部の層にしか恩恵をもたらさない「高級品」への道を進んでいることに、強い危機感を覚えます。

モバイルバージョンを終了