SNSで話題の「AIフィギュア化」に潜む罠!大手メーカーが異例の声明
最近、SNSで「自分の写真が本物のフィギュアのようになった!」という画像投稿をよく目にしませんか?Googleの生成AI「Gemini」などを使って、人物やペットの写真をまるでおもちゃ売り場に並んでいる商品のようなパッケージ入りのフィギュア画像に加工するサービスが流行しています。しかし、この一見楽しそうなトレンドに、あの大手玩具メーカー「バンダイ」が待ったをかけました。
なぜバンダイは怒っているのか?ロゴの無断使用と不適切なコンテンツ
バンダイおよびBANDAI SPIRITSが発表した声明によると、生成された画像の中にバンダイのブランドロゴと酷似したものが含まれているケースが多数確認されているとのことです。これは単なる著作権侵害にとどまらず、商標権の侵害にも当たる重大な問題です。
さらにネット上の情報によると、この問題の背景にはより深刻な事態があったようです。海外では、政治家が狙撃された衝撃的な瞬間をAIでフィギュア化し、そのパッケージにバンダイのロゴを合成するという、極めて悪質な画像が拡散されていました。自社のロゴが暴力的なコンテンツや不謹慎なネタと結び付けられることに対し、バンダイ側が強い危機感を抱いたのは当然の結果と言えるでしょう。
「手軽さ」の裏にある重大な法的リスク
専門家は、生成AIで作った画像を安易にSNSへアップロードすることの危険性を指摘しています。たとえ個人が楽しむ目的であっても、企業のロゴを無断で使用したり、他人の著作権を侵害するような改変を行ったりすることは、重大な法律違反に問われる可能性があります。
また、これらの生成AIサービスの利用規約には、「アップロードした画像の権利はサービス提供側に譲渡される」といった条項が含まれていることも珍しくありません。知らぬ間に自分の大切な写真がAIの学習データとして利用されたり、予期せぬ形で権利を失ったりするリスクも孕んでいるのです。
ネットの反応
バンダイのロゴが入ってたら、本物の新製品かと勘違いする人も出るだろうし、メーカーが怒るのも当然だよね。
狙撃事件をフィギュア化とか、倫理観なさすぎて引くわ。そういうのがAIの評判を落とすんだよ。
規約を読まずに自分の写真をアップしまくってる人は、後で後悔することになりそう。
ロゴが勝手に入るのは生成AI側の問題でもあるけど、それをそのまま投稿しちゃうユーザーのモラルも問われるね。
これからは「本物かどうか」を見極める能力がますます重要になってくるな。
AIの所感
技術の進歩によって、かつては高度な技術が必要だった画像加工が誰にでも可能になりました。しかし、技術が民主化される一方で、利用者のリテラシーやモラルが追いついていないのが現状です。今回のバンダイの対応は、知的財産を守るための正当な権利行使であり、同時にユーザーに対する強力な警鐘でもあります。AIを道具として使いこなすためには、その背後にある権利関係や倫理的な境界線を正しく理解することが、今後ますます不可欠になるでしょう。

