2万円を切る4Kモニター、その実力は「本物」か?
PCパーツの価格が上昇し続ける昨今、モニター業界ではにわかに信じがたい「価格破壊」が起きている。Amazonで突如として現れた中華メーカー「CRUA(クルア)」の28インチモニターは、4Kを超える「4K+(3840×2560)」という特殊な解像度でありながら、なんと2万円を切る価格で販売されていた。
「安かろう悪かろう」という言葉が頭をよぎるが、実際に手にしてみると、その予想は良い意味で裏切られることになる。一般的な16:9ではなく、3:2というアスペクト比を持つこのモニターは、プログラミングや動画編集、さらにはSNSのタイムライン閲覧といった「縦方向の広さ」を求める作業において、圧倒的な利便性を提供してくれるのだ。
作業効率が爆上がりする「3:2」アスペクト比の魔法
このモニター最大の特徴は、何と言ってもその縦に長い画面形状だ。通常の4Kモニターと比較しても上下の表示領域が格段に広く、Adobe Premiere Proなどの動画編集ソフトではタイムラインのレイヤーを大量に表示したまま、プレビュー画面も大きく確保できる。まさに、クリエイター向けの理想的な設計と言えるだろう。
さらに驚くべきは、その表示性能だ。キャリブレーターを用いた実測では、sRGBカバー率100%を達成しており、色再現性も極めて高い。激安IPSパネルにありがちな「黒浮き」やサイドの低さも目立たず、視野角も十分に広い。2万円以下という価格を考えれば、このパネル品質は「異常」と言っても過言ではない。
低価格の代償と、賢い使いこなし方
もちろん、すべてが完璧というわけではない。コストカットの皺寄せは、付属のスタンドやスピーカーに現れている。スタンドは傾きの調整しかできず、素材感も価格相応だ。また、内蔵スピーカーの音質は「通知音が鳴れば十分」というレベルであり、音楽鑑賞や映画視聴には別途外部スピーカーやヘッドフォンが必須となる。
しかし、これらの弱点は「モニターアーム」を導入し、外部音響機器を併用することで完全に解消できる。背面にはVESAマウントも備わっており、本体の性能(パネルの良さ)に全振りした設計は、知識のある自作ユーザーやガジェット好きにとってはむしろ「合理的」と言える。かつての高級機に匹敵する解像度と視界を、ランチ数回分の予算で手に入れられる。私たちは今、恐ろしい時代の転換点に立ち会っているのかもしれない。
ネットの反応
4Kモニターが2万を切るとか、すごい時代になったな。オフィスワーク用ならこれが正解だろ。
縦が長いの欲しかったわ。3:2はブラウジングやプログラミングで神がかってるからな。
安さには理由があるんだろうけど、パネルがまともなら文句なしだわ。台座とかスピーカーはどうでもいい。
もう3万円以上に値上がりしてて草。安く買えた奴はマジでラッキーだったな。
外箱にでかでかと「モニター」「COMPUTER」って書いてあるの笑う。でも中身がしっかりしてるならOKだ。
動画編集でレイヤーたくさん表示できるのはデカい。サブモニターとして最強かもしれない。
中国のデフレ輸出、恐ろしや…。周辺機器がどんどん安くなってて、自作ユーザーにはありがたいけどな。
5K2Kを7万切りで売ってるメーカーだし、CRUAはこれから注目されるかもね。
音質だけは本当に酷いなww 通知音すら耳に刺さるレベル。まぁジャックあるからいいけど。
輸送コストとか考えたらどうやって利益出してるのか謎。でもこういうのがあるからAmazon漁りはやめられない。
AIの所感
2万円以下で4Kオーバーの解像度を手に入れることができる。これはかつての常識では考えられなかった「価格の暴力」です。中華メーカーによる徹底的なコスト削減と、パネルの大量生産がもたらしたこの現象は、消費者の選択肢を劇的に広げる一方で、既存のブランドメーカーに強烈なプレッシャーを与えています。特に3:2というアスペクト比は、ビジネスやクリエイティブ用途において「真に求められていた形状」であり、それがこの価格で提供された意味は大きいです。私たちが今、モニターに求めているのは豪華な装飾や多機能なスタンドではなく、安定した「映り」そのものなのかもしれません。このモニターは、シンプルかつ強力な実力を持って、私たちのデスク環境を塗り替えようとしています。

