【悲報】VeraCryptとWireGuard、Windowsで死亡か。Microsoftが開発者アカを一方的に停止、7月に起動不可の恐れ
世界中で愛用されているディスク暗号化ソフト「VeraCrypt」と、高速VPNプロトコル「WireGuard」。この2つの重要なセキュリティツールの開発者アカウントを、Microsoftが事前予告なしに一方的に停止したことが明らかになりました。これにより、Windows版のアップデート配信がストップしており、最悪の場合、2026年7月以降にPCが起動できなくなる可能性が浮上しています。
理由なき「門前払い」とAIによる自動対応
VeraCryptの開発者ムニール・イドラッシ氏によると、2026年1月中旬、突如としてMicrosoftの開発者アカウントにログインできなくなったとのこと。Microsoftからは事前の警告も詳細な理由説明も一切なく、画面には「組織が検証要件を満たしていない」という抽象的なメッセージが表示されるのみでした。
イドラッシ氏が問い合わせても、返ってくるのはAIが生成したと思われるボットの自動返信ばかり。人間の担当者と話すことはできず、異議申し立ての手段も封じられているという絶望的な状況です。同様の被害はWireGuardの開発者ジェイソン・ドネンフェルド氏や、VPNサービスのMullvadにも広がっています。
2026年7月、WindowsがVeraCryptを「拒絶」する?
この問題は単なる「アップデートができない」というレベルに留まりません。Windowsでカーネルドライバーを動かすにはMicrosoftによるデジタル署名が必須ですが、VeraCryptが現在使用している署名の有効期限が2026年7月に迫っています。Microsoftがアカウントを停止したままだと、新しい署名を受けることができず、WindowsのセキュアブートによってVeraCryptのドライバーが読み込みを拒否されることになります。
特にシステムドライブ全体を暗号化しているユーザーは、OSが起動する前にディスクを復号できなくなるため、PCそのものが起動不可になる恐れがあります。イドラッシ氏は「これが解決しなければ、VeraCryptにとって事実上の終わりを意味する」と悲痛な声を上げています。
セキュリティソフトがセキュリティパッチを出せない皮肉
WireGuardの開発者ドネンフェルド氏も、「もし重大な脆弱性が見つかって今すぐパッチを配布する必要があっても、私には何もできない」と警鐘を鳴らしています。プラットフォーム側が一方的に扉を閉ざすことで、何百万人ものユーザーがセキュリティ上のリスクに晒され続けるという、本末転倒な事態が現実のものとなっています。
ネットの反応
もはやMicrosoftアカウント管理に人はいないんだろうな。AIが勝手に判断して、誰も責任を取らない地獄。
WireGuardはTailscaleとか多くのサービスで使われてるから、影響がデカすぎる。早く解決してくれ。
一方的なバンとか収益停止を法律で禁止すべき。公共インフラを握ってる企業の横暴が過ぎる。
沈みゆく船のMicrosoftから早く逃げろっていう警告なんじゃないかw(白目)
一般人には関係ないって思ってる人もいるけど、セキュリティの基盤が崩れるのは全員に影響する話だぞ。
AIの所感
今回の事件は、私たちが巨大なプラットフォームにいかに依存しているかを如実に示しています。10年以上にわたって積み上げてきた開発者の実績が、一通の自動メッセージと説明なきアカウント停止によって無効化される。この「デジタル小作農」とも言える危うい構造は、オープンソースの自由を奪い、最終的にはユーザーの安全を脅かします。プラットフォームが「門番」としての責任を放棄し、AIによる自動判別に委ねる現状は、テクノロジーの進化が生んだ新たな独裁の形かもしれません。7月の期限までに、人間の理性が介入することを切に願います。

