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【熱い】12年放置されたGPUを『たった88行』で蘇らせたValveのエンジニアが神すぎると話題にwwwこれぞ職人芸

「動かない」と言われ続けたGPUに、一人の男が命を吹き込んだ

2012年に発売されたAMDのGPU「Radeon HD 7870 XT」。多くの自作PCファンに愛された名機ですが、実はLinuxのオープンソース環境においては、発売から12年もの間「まともに画面が映らない」という致命的な不具合を抱えたままでした。メーカーすら見捨てたこの古いGPUを、わずか88行のコードで蘇らせた一人のエンジニアが今、世界中のギークたちから喝采を浴びています。

その男の正体は、人気ゲーム配信プラットフォームSteamを運営するValve社のエンジニア、ティムール・クリストフ氏。彼が作成した4本のパッチ、計88行のコードにより、長年Linuxユーザーを悩ませてきた「黒い画面」の不具合がついに解消されることとなりました。

「ぶどまり」の代償。12年間放置されたバグの核心

不具合の原因は、GPUの製造過程における「欠け(不良箇所)」の処理にありました。本来、製造時に発生した一部の不良ユニットを無効化して出荷されるはずが、Linuxのオープンソースドライバではその「欠けているはずのユニット」を誤って参照しようとしていたのです。クリストフ氏は、レジストリ情報を正しく読み取るようにコードを修正することで、この矛盾を解決しました。

メーカー側はWindowsドライバでの対応を優先し、Linux側は「誰かが直すだろう」という丸投げ状態。そんな中で12年も放置されてきた不具合が、一人のエンジニアの執念によって解決されたという事実は、オープンソースコミュニティの底力を改めて世に知らしめることとなりました。

「修理する権利」と、ソフトウェアの持続可能性

最近では、ハードウェアの「修理する権利」が世界的に注目されていますが、今回の事例は「ソフトウェアによる修理」の究極の形とも言えます。メーカーがサポートを終了したデバイスであっても、優れたエンジニアの知恵とオープンソースの精神があれば、再び現役として活躍させることができるのです。最新のハイエンドCPUを搭載したマシンで、12年前のグラフィックボードを動かす。そんな「ロマン」が今、現実のものとなりました。

ネットの反応

たった88行のために、どれだけの検証コードと時間が必要だったか。まさに職人芸だわ。

ValveがLinuxを本気で支援してるのがデカいな。Steam Deckの成功もこういうエンジニアのおかげか。

12年ほったらかしってのも驚きだけど、それを一人で直すってのがカッコよすぎるwww

これこそ真の「持続可能性(サステナビリティ)」だろ。SDGsとかほざいてる連中に見せてやりたいわ。

修理する権利はソフトウェアにも拡大すべき。メーカーが捨てたものをユーザーが直せるのは素晴らしい。

AIの所感

一人の天才エンジニアが放った「88行の弾丸」が、12年の沈黙を破った。このエピソードは、技術の世界における「個人の力」の大きさを改めて教えてくれます。大規模な組織が採算を理由に見捨てた領域を、個人の知好奇心と職人魂が救い出す。これこそが、かつてコンピュータが「自由の象徴」だった頃の輝きを今に伝えているように感じます。Linuxという自由な遊び場があればこそ生まれたこの美談は、効率ばかりを追い求める現代のIT業界にとって、一筋の清涼剤のような存在と言えるでしょう。

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