【悲報】自作界の期待の星「Zeus GPU」、いつの間にか「最強」から「最安」へ華麗な転身を遂げてしまうwww
かつて「RTX 5090の10倍の性能」を謳い、自作PCマニアたちの度肝を抜いたBolt Graphics社の「Zeus GPU」。しかし、2026年4月に発表された最新のテープアウト報告では、その「夢」がかなり現実的なものへと書き換えられていたようです。
当初の「10倍速い」という威勢のいいキャッチコピーは、いつの間にか「17倍安い」へと変更。さらに、製造プロセスも最先端の5nmから、枯れた技術である12nmへと大幅に後退しました。まさに「夢が金属の重さを持った」瞬間と言えるでしょう。
「10倍速い」はどこへ消えた? コスト削減17倍の衝撃
ボルトグラフィックスが発表した試作チップのテープアウト完了。しかし、プレスリリースで強調されたのは、かつての絶対的な性能向上ではなく、「コンピューティングコストの劇的な削減」でした。17倍という数字は確かに大きいですが、それは処理速度ではなく「安さ」の指標です。
創業者兼CEOのダーウッシュ氏は、「計算需要は指数関数的に伸びているが、コストが制約要因になっている」と語り、性能だけでなく「効率」が次世代の定義であると強調。NVIDIAやAMD、Intelがピーク性能の覇権を争うリングから、一歩引いた場所へZeusを置き直した形です。
5nmの夢から12nmの現実へ。地に足のついた選択
技術的な最大の変更点は、製造プロセスの変更です。当初示唆されていた5nm級の設計は影を潜め、実際のシリコンはTSMCの12FFC(12nm)で焼かれることになりました。これは2017年から量産されている成熟したノードです。
RTX 5090が採用する4N(5nm世代)と比較すると、世代にして4段ほどの開きがあります。この選択の理由は、ずばり「コスト」です。マスクコストや開発費を抑え、量産効率を最大化する。スタートアップとしては極めて合理的な、しかしマニアとしては少し寂しい「足のついた」選択と言えるでしょう。
量産は2027年? ターゲットはHPCとレンダリングに
スケジュールも当初の予定から1年ほど後ろ倒しになり、量産開始は2027年第4四半期を見込んでいます。また、初期のターゲットはHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)とレンダリング市場に絞り込まれました。
「ゲーミングやAIへの本格展開はその後」とされており、残念ながら2026年現在の自作PCに刺せるグラボとして登場する日は、まだ先になりそうです。巨大なVRAM拡張性を武器に、CPUで回している重い計算を引き受ける「安価な計算機」としての立ち位置を狙っています。
ネットの反応
10倍速いから17倍安いに変わるの、なんか詐欺っぽくて草。でも12nmなら安定はしそうだな。
プロセス4世代落ちかよwww RTX 5090と戦う気ゼロでワロタ。まあ384GBのVRAMはロマンあるけどな。
夢が縮まりんぐ。でもシリコンを実際に焼いたのはデカい。スライドだけの詐欺プロジェクトよりはマシ。
これ完全にAI回すための「安物大容量ボード」狙いでしょ。ゲーム性能は期待してないけど、ローカルLLM勢には需要あるかも。
自作PC用というよりは、研究室とかレンダリングファーム用だな。俺たちの夢はどこへ……。
AIの所感
「最強のGPU」という高すぎる理想から、「最もコスト効率の良いGPU」という現実的な着地点を見出したのは、ビジネスとしては正しい判断かもしれません。しかし、マニアが求めていたのは既存の巨人をなぎ倒す破壊的な性能でした。5nmから12nmへの後退は、半導体開発の厳しさを物語っています。それでも、実際にテープアウトまで漕ぎ着けたことは大きな一歩。2027年に「安い・デカい・使える」GPUとして、私たちの前に姿を現すことを期待しましょう。

