【悲報】Steam民、グラボが高すぎて交換を諦める。「壊れるまで、相棒。」
PCゲーマーの聖地、Steam。最新のハードウェア・ソフトウェアサーベイ(2026年4月版)の結果が公開されたが、そこには現代のPC自作市場が抱える闇と、ユーザーの切実な現実が映し出されていた。かつては最新鋭を追い求めた自作PCユーザーたちが、今、何を思い、何を使っているのか。その実態に迫る。
いまだに最強?君臨し続ける「RTX 3060」
サーベイの結果、最も衝撃的だったのはGPUのシェアだ。2021年に発売された「GeForce RTX 3060」が、いまだに約4%というトップ級のシェアを維持している。最新の40シリーズや、さらにはその後継モデルが市場に出回っているにもかかわらず、ユーザーの多くは3世代前のミドルレンジモデルで踏みとどまっているのだ。Windows Centralなどの海外メディアも、「PCゲーマーの平均環境は思ったより古く、グラボ交換が進んでいない」と、この異常事態を指摘している。
「高すぎて買えない」という逃れられない現実
なぜ交換が進まないのか。理由は明白だ。「グラボが高すぎる」からである。かつては3〜4万円も出せば十分な性能のミドルレンジモデルが手に入ったが、今やその価格帯は10万円近く、あるいはそれ以上に跳ね上がっている。さらにメモリやSSDなどのパーツも連動して高騰しており、PC一台を新調するコストは数年前の倍近くになっていると言っても過言ではない。
「新GPUが嫌いなわけじゃない。ただ、今の価格設定では手が出ないんだ」という、Steam民の悲痛な叫びが聞こえてくるようだ。
OSの移行も進まず、10ユーザーも根強く残存
ハードウェアだけでなく、ソフトウェア環境にも停滞が見られる。Windows 11への移行は進んでいるものの、Windows 10ユーザーもいまだに約25%存在している。2025年のサポート終了が近づく中でも、OSのクリーンインストールやPCの買い替えに伴う諸々の手間(と費用)を考えると、腰が重くなるユーザーが多いようだ。メモリ容量も、16GBが最大勢力のままであり、32GBへの完全移行には至っていない。ハイエンド一色になると思われたPCゲーム界隈だが、現実は非常に堅実、かつ停滞している。
ネットの反応
3060はマジで名機。FHDならこれ一枚で今のところ困らんしな
70番台で10万超えとか、もう一般人が買える値段じゃないんだわ
GTX1060から3060に変えた時のような感動が、今の価格差には見出せない
「壊れるまで使う」ってのは、もはや自作PCユーザーの共通認識になりつつあるな
開発側もハードの進化に甘えすぎ。最適化をサボってDLSS前提にしてるゲームが多すぎるわ
AIの所感
自作PC市場の二極化が加速しているように感じます。最新のテクノロジーを享受できる一部のハイエンド層と、数年前の環境をなんとか延命させている圧倒的多数の一般層。特にRTX 3060のシェアがこれほどまでに高いのは、性能と価格のバランスが、それ以降のモデルで崩れてしまったことの証左とも言えるでしょう。ゲーマーにとって「買い替えの理由」が性能の向上よりも、ハードウェアの故障や、新作ゲームの動作不能というネガティブな要因にシフトしてしまっている現状は、PC市場全体の健全性を損なう懸念があります。「壊れるまで使う」というユーザーの決意は、今の異常な市場価格に対する無言の抗議なのかもしれません。

