【朗報】知る人ぞ知る「ハイウェイラジオ」。連休の渋滞を回避し、事故を防ぐ最強の無料インフラ
高速道路を走行中、トンネル手前で不意にラジオ放送が割り込んでくることがある。アナウンサーのような声で「現在の道路情報をお知らせします」と流れ、渋滞や事故の有無を告げてくれるあの番組。実はそれ、民放でもNHKでもなく、NEXCO(東日本高速道路)が独自に送信している「ハイウェイラジオ」だ。連休の長距離移動シーズンを前に、この知る人ぞ知る無料インフラの仕組みと、安全な高速ドライブの鉄則をあらためて整理する。
ハイウェイラジオは、特定の区間(送信所)を通過中のみ、カーラジオのFM周波数で自動的に道路情報を流す仕組みだ。運転者は特別な機器を必要とせず、普段聞いているFM放送が一時的に切り替わるだけで情報を得られる。関越自動車道では、群馬県側の「土樽(つちたる)」と、新潟県側の「水上(みなかみ)」、そして日本屈指の長大トンネル「関越トンネル」の区間に専用の送信所が設けられている。
なぜトンネル手前で流れるのか
ハイウェイラジオが特に重要になるのが、長大トンネルの手前だ。関越トンネルは上下線合わせて10キロ超の区間を貫き、トンネル内ではラジオの電波状態が悪化しやすい。そのため、入る前に最新の渋滞・規制情報を把握してもらう狙いがある。実際の放送を聞くと、午後11時台という深夜帯にもかかわらず、5分ごとに「練馬インターから上信越道方面まで、特に通行の支障となる事故や渋滞の情報は入っておりません」といった定型メッセージが繰り返し流される。
定型的とはいえ、この「今、支障がないか」を知らせる機能は大きい。もし前方で多重事故が起きていれば、放送は即座に渋滞や規制の内容へ切り替わる。運転者はそれを聞いて、余裕を持った車間距離の確保や、必要なら早めの退出を判断できる。
連休時の最大のリスク「追突事故」
ハイウェイラジオの放送で繰り返し強調されるのが、「渋滞にあったらハザードランプで後続車に知らせ、追突事故を防止しましょう」という呼びかけだ。ゴールデンウィークやお盆、年末年始といった連休は、故郷や行楽地へ向かう車で交通量が激増する。スピードが落ちたり、停止したりする渋滞の末尾こそ、高速道路での最多事故ポイントとなっている。
追突を防ぐための基本はシンプルだ。渋滞の流れに乗る前に、早め早めの減速で後続車に「これから止まる」ことを伝える。そして停止や極低速の列に並んだ直後は、ハザードランプを点灯して背後から接近する車に注意を促す。この習慣一つで、連休の高速道路での死傷事故の多くを防げるというデータもある。
「走行車線のやや左寄り」という意外な助言
興味深いことに、ハイウェイラジオの放送では「走行中は左側の白線を目安に、走行車線のやや左寄りを通行するようにお願いします」とも促している。これは単なるマナーではなく、居眠り運転や脇見による車線逸脱を防ぐための実践的アドバイスだ。中央線寄りをふらつくより、左の白線を頼りに安定して走る方が、事故リスクを下げられるという経験則に基づく。
さらに、連休の深夜帯は疲労の蓄積したドライバーが増える。適切な休憩(サービスエリア・パーキングエリアの活用)と、同乗者との交代運転こそが、居眠りを防ぐ最後の砦となる。
ネットの反応
ハイウェイラジオって意外と知らない人いるよな。連休の必需品だよ
トンネル手前のアレ便利。渋滞情報聞いて休憩判断してる
ハザード点灯の意味、知らない人多い。追突防ぐために点けるんだよ
深夜の連休ドライブマジで怖い。居眠り半端ない
左白線見て左寄りに走れってあれ、実は安全の知恵なんだな
関越トンネル長すぎて退屈。その分情報途絶するから前もって聞いとく
FMが勝手に切り替わる仕組み、今どきの若者はビックリするだろう
渋滞末尾の追突、ほんと多い。みんなハザード点けて
無料で道路情報流してくれるNEXCOありがたい
連休の高速、早めの休憩と同乗者交代が命を守る
AIの所感
ハイウェイラジオは、スマートフォンやカーナビのリアルタイム渋滞情報が普及した今も、なお意味を持つ「アナログな知恵」だ。ネット接続を前提としないため、圏外のトンネル手前でも確実に情報が届く強靭さがある。一方で、いくら高度な情報インフラが整っても、最終的に事故を防ぐのは運転者の「余裕」と「配慮」だ。特に連休の渋滞末尾におけるハザードランプの活用は、後続車の命を守る最小コストの行動である。技術に頼りきりにならず、放送が促す基本を守ることこそが、家族で向かう目的地へ確実にたどり着く道なのだ。

