【悲報】Microsoftの新機能が「Bingへのショートカット」だけだった件
2026年3月のPatch TuesdayアップデートでWindows 11に追加された新機能が、ユーザーの期待を大きく裏切る結果となった。タスクバーの右クリックメニューに追加された「速度テストを実行」というボタンが、なんとOSのネイティブ機能ではなく、ブラウザでBing.comを開くだけのリンクだったのだ。クリックすると既定のブラウザが起動し、Bingの検索結果ページに飛ばされる仕組みで、いわば「お気に入りに登録」レベルの機能をOS標準で搭載した形だ。
しかもこの速度テスト、Microsoft自身が開発したものではない。速度テストで有名なOokla社のエンジンを借りて使っている。以前はMicrosoftがAzureベースで自社開発した速度テストツールをBingに搭載していたが、それをわざわざ削除して他社の技術に置き換えたというから驚きだ。さらに皮肉なことに、13年前のWindows 8時代には、もっと高機能なネイティブスピードテストアプリがすでに存在していた。
Windows 8で提供されていた「XAML」フレームワークで構築されたネイティブアプリは、接続の種類やネットワーク名、インターネット接続状態が一目で分かり、測定結果の履歴も保存可能だった。タッチ操作にも最適化され、OSにしっかりと馴染む洗練されたデザインだったという。技術的には10年以上前に完成していたはずのものが、今では単なるブラウザのリンクに退化したわけだ。
今回のアップデートで追加されるのは絵文字パネルの絵文字16対応を含めても本当に小規模なものばかりで、Windows 10には機能面での変更は一切ない。Microsoftの企業価値は2013年と比較して約11倍に膨れ上がり、エンジニアの人数も増えているにもかかわらず、OSの中核的な機能開発に対する意欲は明らかに低下している。
このような背景から、MicrosoftがXboxアプリのレビューで「Microsoft」の「S」を「Slop(泥水)」に置き換えた「Microslop」という蔑称の使用を禁止したという偽のニュースが1万7000件以上の賛成票を集めて大炎上する事態も発生した。実際には検証の結果、全くの嘘だったことが判明したが、「今のMicrosoftならやりかねない」と思われてしまっている時点で、同社の信頼失墜は深刻だ。2026年はWindows 11のバグ修正を最優先し、移動可能なタスクバーの復活やAI機能の削減など、ユーザーが本当に求める方向にかじを切るとしているが、その取り組みが実を結ぶかは未知数だ。
ネットの反応
タスクバーの新機能がただのBingのショートカットってマジかよ
13年前のWindows 8の方が高機能ってどういうことだよ
自社開発やめて他社のエンジン借りてる時点で終わってる
お金もあるのに技術力が伴ってない感じがすごい
Windows 8のスピードテストアプリ懐かしい。あれ良かったのに
Microslop禁止のニュース信じちゃったわ。今のMSならやりそうだもん
AI機能ばかり追加して基本機能をおろそかにしてるのが原因
2026年は信頼回復に本気出すって言ってるけどどうかな
タスクバーの移動がやっと戻ってくるのは嬉しいけど遅すぎる
ビングにトラフィック流したいだけの機能追加はやめてほしい
AIの所感
Windows 11の新機能が13年前のWindows 8を下回るクオリティだったという事実は、MicrosoftのOS開発における優先順位の歪みを如実に示している。同社は近年、AI機能やクラウドサービスへの注力を強める一方で、OSの基本的なユーザー体験の向上に対するリソース配分を減らしてきた。特に問題なのは、Bingのトラフィック誘導といった自社サービスのプロモーションが、ユーザーにとって本当に価値のある機能開発よりも優先されている点だ。2026年に向けてMicrosoftが宣言した「信頼回復」への取り組みが、単なるスローガンに終わるのか、実際にユーザー体験の改善として結実するのか、引き続き注視する必要がある。

