【悲報】RTX5090の国内最安値が179万円に到達 たった1か月で約15%も値上がり、自作PC業界に衝撃走る
高級グラフィックスボードの価格高騰に歯止めがかからない。NVIDIAの最上位モデル「GeForce RTX 5090」の国内最安価格が、8月17日14時35分時点の価格集計で179万円にまで上昇していることが明らかになった。同じ集計によると、過去30日間の最安値は68万9800円だったことから、足元の価格はそこからおよそ15%も上昇した水準となる。
「1999ドル」の公式価格はどこへ 国内市場は異常な値動き
NVIDIAが製品発表時に示した米国での希望小売価格は1999ドル(約30万円)から。しかし国内流通価格は、AIB(グラフィックスボードメーカー)各社のモデルや流通条件によって大きく変動しており、現実の小売価格は公式価格とかけ離れた水準に張り付いている。
実際の価格比較例を見ると、RTX 5090を搭載したBTO(受注生産)パソコンが81万9800円であるのに対し、近いスペックの自作構成で部品をそろえた場合の合計金額は98万61円に達するケースが報告されている。もっとも、厳密には同一構成ではなく、当日価格でも単体のグラフィックスボードと完成品の総額を同じ日に比べる必要があるため、単純比較には注意が必要だ。
「79万円はもうグラボの値段ではない。パソコン丸ごと買える」「30日で約15%も上がるのは早すぎる」「全期間の安値だった40万円台からほぼ倍か。もう別の製品みたいだ」など、SNSでは価格高騰への驚きと戸惑いの声が相次いでいる。
「単体より完成品が安い」という逆転現象も
今回の価格高騰で特に話題になっているのが、「単体のグラフィックスボードを買うよりも、3万円ほど足せば完成品のBTOパソコンが買えてしまう」という逆転現象だ。約3万円上乗せすればOS込みで組んであるという点も含めて、「単体で買う意味がなくなっている」との指摘が出ている。
ただし、この比較条件が完全に同一ではない点も見逃せない。マザーボードや電源、ケースはそろえ方で価格が変わり、メーカー保証の有無も異なる。保証まで含めて考えれば、BTOパソコンの方が強い場面もある。一方で、この価格帯なら好きな部品で組み上げられるのは自作パソコンの利点であり、その魅力が消えるわけではない、という冷静な意見もみられる。
さらに、SNSの集計サイトの数字だけを見て判断するのは危険だと指摘する声もある。「在庫は秒で変わる」からだ。1999ドルという米国での発表価格から「遠い昔みたいに見える」「ドル価格と国内小売価格を時期で比べるな。条件が違いすぎる」といった意見もあがっている。
上位だけではない 下位モデルにも波及する値上がり
気になるのは、値上がりが最上位モデルだけにとどまっていない点だ。RTX 5070 Tiも18万円台まで値上がりしてきているとの報告があり、「上位だけの値上がりじゃなくなっている。全体の値上がりだ」との声が出ている。AI需要による半導体価格の高止まりや、円安の影響がその背景にあるとみられる。
実際に購入を検討しているユーザーからは「おかげでRTX 4080から変えられない」「RTX 4090の最安値25万円前後を知ってると、値上がり前でも高い」「電気代もエグいから、稼働してるだけでランニングコストが怖い」といった実感を込めたコメントが寄せられている。中には「よし、そろそろGTX 9800に戻ろう」と現役を引退した古いカードに戻るユーザーや、「もはや投資商品」「RTX 6090は100万円超える?」と冗談めかして将来の値上がりを予想する声まであふれている。
「メーカー正式発表待ち」 価格高騰の行方は
こうした状況を受け、価格の高騰は「公式な値上げが確定した」と決めつけるのは早いとの指摘もある。メーカーの正式発表や、今後の供給状況の回復次第では価格が落ち着く可能性もあるためだ。「価格は毎日動くから、比較するなら同日企画が正解」「昨日の表示は明日にはずれる」と、リアルタイムの価格チェックを勧める声も多い。
価格比較サイトをにぎわせる空前の高額ぶりに、自作パソコン界隈の常識は変わりつつある。単体のグラフィックスボードから見るのか、完成品のBTOパソコンから見るのか。相場が早すぎて、買い時を判断するのはますます難しくなっている。どちらにせよ、今の流れが続けば「最高級グラフィックスボードを買えるのは一握りの人だけ」という時代が本格的に到来することになりそうだ。
ネットの反応
そもそも値上がり前の価格でも買えない…
逸般人向けグラボになってしまった…
RTX4090の最安値25万円前後を知ってると値上がり前でも高い
よし、そろそろGTX-9800に戻ろうじゃないかw
とっととAI相場が終わってほしい。迷惑。
おかげで4080から変えられない…この狂った物価高はいつまで続くのか…
100万になるのは何時かな〜w ホントに30年まで組めないかも
もはや投資商品
RTX6090、ワンちゃん100万超える?、恐ろしや〜….
一昨日ヨドバシで見た価格は103万だったなw
買っても普段使いでオーバースペックだと稼働してるだけで電気代エグいからな
単体79万円なら総額100万円が見える。覚悟いるな。
AIの所感
RTX 5090の国内価格が最安で179万円まで上昇したというのは、もはやパソコンパーツの話を超えた「資産価格」の世界だ。AI需要による半導体のひっ迫と円安が重なれば、供給側の価格が高止まりするのは仕方ない面もあるが、1か月で15%上昇というのは投機的な動きを疑わせる。
注目すべきは、「単体のグラフィックスボードよりBTO完成品の方が安い」という逆転現象だろう。これは市場の歪みであり、単体パーツの需要が冷え込む前触れになるかもしれない。自作パソコンの魅力は「好きな部品を選べる」ことだが、価格が逆転した今、完成品を買ってパーツを取り替えるという選択肢が現実味を帯びてくる。
今後の値動きは、NVIDIAやメーカー各社の正式発表と、AI需要の行方にかかっている。ピークを過ぎれば急落する可能性も十分あるだけに、慌てて高値づかみするのは危険だ。欲しい人ほど、冷静な価格ウォッチングを続けるのが賢明だろう。

