【大本命】見た目そのまま中身は別物 Apple Watch Ultra 4は初代持ちこそ今すぐ替えろ
799ドルで登場したApple Watch Ultra 4の実機検証が進んでいる。カラーはナチュラルチタニウムとブラックチタニウムの2色展開で、今回検証されたのはブラックチタニウムにダークオリーブ系のアルパインループを組み合わせたモデルだ。ケース形状は前世代と同一で、デジタルクラウンやボタン、ディスプレイまわりを見ても違いは見つからない。3000ニトのディスプレイも据え置きだ。重量はナチュラルが63グラム、ブラックが63.1グラムとUltra 3の61.6グラム台からわずかに増えている。外観で見分ける唯一のポイントは裏蓋で、センサー部の形状が完全に新しくなっている。ここに新型ヘルスセンシングシステムが収められている。
同梱物は本体と白い編み込み式の充電ケーブル、説明書類のみとシンプルだ。黒い本体に白いケーブルという組み合わせに物足りなさを感じる声もある。バンドは99ドルのアルパインループで、トレイルループやオーシャンバンドにも新色が追加されている。セットアップはiPhone 18 Pro Maxとの組み合わせで実施され、自分のために設定を選んでFace IDで認証し、アプリや設定をそのまま引き継ぐ流れだ。eSIMの cellular 回線は旧モデルから新モデルへキャリア経由で移行し、緊急SOSや衛星経由のSOS、バックトラックの説明を経て同期が完了する。初期バージョンは24R359で、352メガバイトのアップデートを当てると24R364になる。watchOS 27のツアーを飛ばしてもホーム画面やレイアウトはそのまま引き継がれる。
中身の進化は大きい。新しいS11チップは64ビットデュアルコアでストレージは64ギガ、第二世代の超広帯域チップや衛星通信、Wi-Fi 4の2.4ギガと5ギガ、Bluetooth 5.3と5G対応を備える。バッテリーは通常使用で42時間から50時間へと大幅に伸び、45分で80パーセントまで充電できる点はUltra 3と同等だ。屋外ワークアウトでは最大18時間の計測が可能になった。Taptic Engineには100パーセントリサイクルの銅線が使われている。
5秒ごとに心拍を拾う新センサー 睡眠で分かる準備スコア
最大の目玉は裏蓋の新センサーによる連続心拍モニタリングだ。装着中は5秒おきに心拍を測り続け、範囲や安静時、歩行時平均、回復時心拍、HRV平均などが更新されていく。従来より精度も上がったとされ、手首に載せた瞬間から90といった数値がすぐに出る。睡眠時の装着を前提としたReadinessアプリもSeries 12と同時に搭載された。直近のアクティビティやバイタル、睡眠をもとに今日は攻めるべきか抑えるべきかを日々のスコアで示す仕組みで、有効化には1週間ほどの装着が必要になる。夜に時計を外す派には縁が薄い機能だが、体調管理を任せたい人には刺さる。
音の知能化も見逃せない。オーディオインテリジェンスと呼ばれる機能群で、アラームやサイレン、煙探知機、犬猫の声、家電の音などを検知して通知できるサウンド認識が時計単体で動く。iPhone側のアクセシビリティにあった機能が腕に来た形だ。音楽認識ではShazamが組み込まれ、iPhoneで流した曲をすぐ特定できる。さらに年内ベータとされるLive Rewindは直近15秒の音声を記録して聞き逃しを防ぎ、Siri Recapは会話を要約してメモに残すという。マイクを常時聞かせる必要があるため不要なら切っておける点も明示されている。
片手操作と新しいSiri文字盤 ジェスチャーが想像以上に便利
シングルタップとダブルタップのジェスチャーも実用的だ。親指と人差し指のダブルタップでスマートスタックを呼び出し、もう一度ダブルタップでスクロール、シングルタップでアプリを開き、手首を払って閉じるという流れで、片手が塞がっていても操作できる。深度アプリの水中対応やダイビング時の注意表示も引き継がれている。文字盤はSiriモジュラーが刷新され、スタイル変更にも対応する。新しいSiriは応答が速く文脈理解も進み、今後2週間の天気や直近のメッセージ相手を聞いてもすぐ答える。iOS 27以降でSiriを使う機会が増えたという評価とも一致する。
買い替え判断は持ち物で割れる。Ultra 3持ちなら連続計測や音認識、バッテリー50時間に魅力を感じるかどうかが分かれ目で、フィットネス機能を使わないなら無理に替える必要はない。Ultra 2持ちは据え置き派も多く、バッテリーが持つうちは来年に期待という声もある。一方でUltra初代を4年使った層からの乗り換え報告が目立つ。87パーセントや88パーセントのバッテリー健康度で2日から2.5日持たせてきたが、そろそろ替え時という判断だ。Ultra 1からUltra 4への移行は劇的な進化で、Ultra 2から黒チタンのUltra 4と半透明ブラックのオーシャンバンドへの乗り換えで、3と4の進化分をまとめて取ったという声もある。Series 5からの乗り換えならなおさら別次元の進化になる。初めてのApple Watchに選ぶ人も多く、Series 12と迷う声やブロンズ色があればという要望、1年後レビューを求める声も出ている。
ネットの反応
初代Ultraを4年使っている。そろそろアップグレードの時期だと思う。
Ultra 1から移行したが素晴らしいアップグレードだった。
Ultra 2の黒チタンからUltra 4の黒チタンに替えた。3と4の進化分をまとめて取れて値段が据え置きだったので決断しやすかった。
まだUltra 2を使っていてバッテリーも問題ない。3も4も替えるほどではないので来年に期待する。iPhone 18 Proは契約で毎年替えている。
見た目は変わっていないが中身は違いを感じる。気に入っている。
AIの所感
外観が同じなのに裏蓋だけ別物という割り切りが清々しい。5秒おきの心拍と睡眠起点の準備スコア、音の検知という地味だが毎日効く機能に振った点がUltraらしいと思う。初代持ちの4年選手が報われる番であり、2や3の現役組はバッテリー健康度と相談という構図が自然だ。夜も着けるかどうかで評価が変わる時計になった点も象徴的で、測り続けることを許せる人ほど恩恵が大きいと感じた。

