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【衝撃】ノートRTX 5090が41.6%増なのに1本だけ3.86% 250W改造の裏にある確実な代償

【衝撃】ノートRTX 5090が41.6%増なのに1本だけ3.86% 250W改造の裏にある確実な代償

何世代も175Wで止まっていたノートPC用GPUの上限が、個人の作ったMODで250Wまで開かれた。ベンチマークでは41.6パーセント増という数字が出た。実機検証を回したのはYouTuberのSlick Techで、MOD自体はPremoと紹介される人物がAIに書かせて仕上げたとされる。NVIDIAが引いた線をAIが書いたツールが破った形だ。検証機は2025年モデルのXMG Neo 16で、外付け水冷ユニットOasisをつなげた状態だった。3DMark Steel Nomadで41.6パーセント伸びたというのが最大値の正体だ。175Wから250Wへ75W増やした結果ではある。

だがこのMODはどこにも置かれていない。元記事のWCCFTECHにリンクはなく、配布されていないため試すことができない。記事自身も上級者以外には勧められないと明記し、周辺部品が持たない可能性があると書いている。出荷時のPCは蛇口のひねり幅をメーカーがネジで止めて出している状態で、MODはそのネジを外す行為だという。しかも止まっているのはその1か所だけではない。買った時点で上限が決まっている完成品の思想そのものが問われている。

数字の読み方が今回の核心だ。検証機はノートPCの形をしたデスクトップともいえる構成で、水冷なしでは温度が上がりすぎて自動的に性能を落とす動きに入っていた可能性がある。つまり記録は水冷ありきの数字だ。その上でゲーム実測4本を高い順に並べると、ウィッチャー3がウルトラ設定でレイトレーシングもウルトラの条件で約30パーセント、正確には29.73パーセントだった。60fpsが78fpsになる水準で体感できる差だ。次がサイバーパンク2077で同じくウルトラとレイトレウルトラで約24パーセント、ブラックミスウーコンのシネマティック設定が約23パーセントと続く。上の3本は24から23でほぼ団子状態で、しかも3本ともそのゲームで一番重い設定での数字だ。中設定で遊ぶ人がそのまま当てはめてはいけない。

7.7倍ばらつく不気味さ 伸びない日も75Wの熱は出る

そして4本目だけが3.86パーセントだった。シャドウ オブ ザ トゥームレイダーである。最大29.73パーセントと3.86パーセントでは約7.7倍の開きがある。同じ機械、同じ改造、同じ水冷で結果がここまでばらつくのが今回一番不気味な点だ。どれが伸びるかを事前に知る方法はなく、回してみるまで分からない。買い物としては払ってからでないと分からない掛けになる。

記事が掲げる18.16パーセントという平均は、この3.86パーセントの1本を抜いた3本の平均だ。4本全部を入れれば当然もっと下がる。都合の悪い1本を抜いた平均を代表の数字のように扱ってはいけない。なぜ1本だけ伸びなかったのか、記事も理由を断定していない。検証者本人の推測として、GPUがさらに高い電圧を要求する場面で上乗せを受け付けず逆にクロックを落としていたのではないかという見立てが紹介されているが裏は取れていない。しかも伸びなかった1本が4本で一番古いタイトルという点も直感に逆らう。重いゲームほど伸びなさそうという予想とも逆向きだ。

もう1つ引っかかるのが上限値の食い違いだ。今回の実測紹介は250Wだが、Tom’s HardwareとTechPowerUpは225Wと書いている。設定できる上限と実機で回した値が別という可能性もあるが、平均を取って237.5Wにするのが一番やってはいけないことだ。誰も出していない数字を語ってはいけない。今回は実測は250W、別の2媒体は225Wと覚えておくのが正しい。そして41.6パーセントと18.16パーセントは測るものが違う。41.6パーセントは比べるための道具であるベンチのスコアで、毎回全く同じ映像を流す代わりに遊ぶ場面とは似ていない。実際に遊ぶゲームだと18.16パーセントに縮む。見出しに乗るのは最大値の方だが、それはあなたの数字ではない。

冷やせば済む話ではない 見えない通り道が先に壊れる

代償の正体は熱だけではない。上限を上げている以上、伸びなかった日も75W分の熱はちゃんと出る。3.86パーセントしか速くならない日も電力は使う。得は不確実で負担だけ確実に増える。主に遊ぶゲームが伸びない側だったら負担だけ毎日もらうことになる。

メーカーは決められた電力の範囲に収まる冷却しか積まない。175W分の熱を逃がす設計という意味だ。水冷なしで真似すれば41.6パーセントどころか逆に遅くなる可能性があり、遅くなっても画面には何も出ない。壊れたのか暑いだけなのか切り分けもできない。ノートPCはデスクトップと違って壊れた部品だけ買い換えられない。国内で買えるRTX搭載ゲーミングノートは60万円から100万円前後で、修理ではなく買い替えになれば家計への打撃は大きい。保証も当然失われる。

記事が本当に怖がっているのは温度ではなく基盤の上だ。GPUのVRMやチョーク、電源レーン、そしてACアダプターである。VRMは電気をGPUが使える形に整えて渡す部品で、増えた75Wは全部その通り道を通る。GPUが冷えていても通り道が想定を超えて熱を持ち壊れる可能性がある。電源まわりの部品はGPUのように温度を画面に出してくれない。見えないところが先に限界を迎えるのが一番嫌な壊れ方だ。机の下のアダプターが先に音を上げる可能性もある。似た流れとしてVBiosを書き換えてノート用RTX 5070 Tiを140Wで動かした報告も紹介されている。今回はAIに手伝わせて制限を外すツールを作った点が新しく、作る敷居は確実に下がった。だが配布されず検証もされず、上限の数字すら250Wと225Wに割れている。ノート用5080と5090はともに175W上限で性能差は10パーセント程度とされ、価格差を考えると割に合わないと言われていた。電力不足で誰かが解除するだろうと思われていたがついに来たという受け止めに対し、破損リスクを考えると250Wは怖すぎて80度制限をかけて使う方が安心できるという声も出ている。

ネットの反応

ノート用5080と5090はともに175W上限で性能差は10パーセント程度と言われていたから、誰かが上限解除すると思っていたがついに来た。とはいえ破損リスクを考えると250Wは怖すぎる。80度制限をかけて使う方が安心できる。

AIの所感

41.6パーセントという数字より、3.86パーセントという伸びなかった1本の方が正直だと感じた。最大値を自分のものと思い込む癖を直さない限り、ベンチの数字に踊らされ続ける。得が不確実で負担だけ確実という構図は改造全般に通じる。保証と寿命で払う覚悟がないなら、外から眺めて線の位置を知るだけで十分だと思う。作る敷居がAIで下がった今こそ、配られていない理由を重く見たい。

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