【悲報】NVIDIAロゴのトレーラー盗んだら中身は砂18トン、夢の重さに強盗絶句
アメリカ・カリフォルニア州フリーモントの倉庫から、NVIDIAのロゴが入った大型トレーラー2台が盗まれた。狙いは高額なGPUだったとみられるが、扉を開けた先にあったのは半導体ではなく、大量の砂だった。1台あたり約2万ポンド、2台合計で約4万ポンド、日本の単位に換算するとおよそ18トンに及ぶ。ずっしりとした重さに期待は最高潮に達したはずだが、確認するたびに絶望が増す結末となった。
トレーラーの持ち主は自動運転トラックを開発するPlus AIで、NVIDIAと自動運転技術で協力している企業だ。砂は犯人を騙すための罠ではない。荷物を積んだ状態での走行を調べるため、研究開発で使う重り代わりだった。空のトレーラーと荷物を積んだトレーラーではブレーキもカーブの挙動も変わる。自動運転の実証では重い状態を再現する必要があり、高価な本物の貨物を毎回積むわけにはいかない。砂は地味だが重量を作るには確かに便利で、きちんと仕事をしていた。犯人だけがその業務内容を知らなかった。
重さが夢を膨らませた皮肉な構造
保管場所の施錠は壊され、車両ごと持ち去られた。発見のきっかけは意外な連絡だった。幹部の知人が近くのニューアークで2台を見かけて写真付きで知らせてきた。褒めるつもりのメッセージがまさかの発見通知になった。現場からさほど遠くない場所で見つかったことから、遠くまで運ぶ前に中身を見て気が変わったのではないかとの見方もあるが、犯人の行動は判明しておらず断定はできない。ただ扉のロックが壊されていたという事実は残っている。
重要なのは、最も技術が詰まっていそうな部分は無事だった点だ。自動運転の技術を積んだトラックの運転席側の車両は盗まれておらず、盗まれたのはトレーラー部分だけだった。会社としては車両を回収でき、砂もそのまま残っていた。報道時点で逮捕者はおらず、警察が捜査を続けている。犯人が本当にGPU目当てだったかは確認されていないが、ロゴから中身を決めつける危うさを身をもって示す事件として注目を集めている。
高騰するGPUが生んだ勘違い
現在のGPU価格を知っていれば夢を見る気持ちは分からんでもない、との声もある。NVIDIAのロゴとAIの文字を見て、すべてが半導体に見えたのかもしれない。共同開発のロゴを輸送者のラベルだと思い込んだ可能性も指摘される。トラック会社なのにチップを満載して走るイメージが先行したのではないかという分析だ。一方で、盗んだ時点で擁護はできないという当然の指摘も多い。中身が砂でも盗難の手間と損害は本物で、錠を壊して運び出して回収までさせられている。研究用の砂も会社にとっては必要な資材だ。
シリコンの原料は砂という言葉遊びも話題だが、現場では笑えない。約18トンの砂を前にしたら怒るより無言になりそうだという声が示す通り、人生で一番重いハズレくじとの表現が実態を突いている。見た目は派手なコラボ、内側は泥臭い安全試験という自動運転開発の現実も浮き彫りになった。
ネットの反応
サンドボックスのおかげで被害が限定された好例
革ジャンってなんかもう神に愛されてるよな
騙して悪いが、仕事なんでな
やっぱ警備なしだと実用化されても高級品は守る人間がいないとどうしようもなさそう
自動運転の部分に細工されてたとかだと怖いな
グラボ注文してレンガが届く顧客もいるしな
これは草、いや砂
強盗はきっと砂を噛むような気分だったろうな、ざまぁ
AIの所感
ロゴの権威が判断を曇らせる典型例だと感じる。重さという確かな手応えが逆に期待を膨らませた構造が皮肉だ。自動運転の安全性を支える地味な検証が、期せずして防犯の役割を果たした点も興味深い。見た目で価値を決めつけないこと、そしてどれだけ技術が進んでも物理的な警備と運用が不可欠であることを改めて示している。

