【悲報】iPad mini今買うと9万9800円、2年前より2万1000円高いのに待つしかない地獄
小さな板がまた値上がりの渦中にいる。今売られているiPad mini(A17 Pro・2024年モデル)はApple Storeで9万9800円からだ。2024年の発表時は7万8800円からだったため、同じ128GBで比べると2万1000円高くなっている。Wi-Fi+セルラーモデルも発表時の10万4800円からが今は12万4800円からで、2万円高い。そんな中で次のiPad mini用とみられるSmart Folio(型番A3632)がAppleのサイトに載っていたという報道が出た。米MacRumorsが日本時間10月16日に伝えたもので、本体の形が変わる可能性が示唆されている。今買うか正式発表を待つか、判断が難しい局面だ。
報道の中身を確かなことと噂に分けておきたい。記事を書いたのはMacRumorsの記者で、取り上げたのはAppleのフランス向け規制情報サイトだという。そこにmini用のSmart Folioとして型番A3632が載っていたとしている。今のSmart FolioはA17 Proモデルと第6世代の両方に対応し、ここ2世代は同じケースを使える作りになっている。今回のA3632は今や過去のケースとは違う型番だと報じられ、本体のデザインが変わり今のケースが合わなくなる可能性が示されている。ただし載っていたのはケースの型番であり、新しい本体の型番ではない。新しい本体そのものが載っていたわけではない点は押さえておきたい。本体の大きさや形、磁石の位置を確定できる仕様も載っていない。記事の公開は日本時間10月16日9時27分で、これは記事が出た時刻でありAppleが載せた日時ではない。有機EL化や10月27日か28日の登場という予測も紹介されているが、いずれも噂の段階だ。Appleが新型を発表したわけでも日本の発売日を知らせたわけでもない。正式な名前や日本の価格、容量構成、発売日はどれもまだ分からない。フランスのサイトの掲載そのものも直接確かめられていないため、ここでの掲載の中身は報道に基づく。まとめると新型の準備を伺わせる動きだが、形や発売は確定していない。
今の値段を全部並べると見える2万円の壁
今のモデルの値段を10月16日時点で確かめた価格で並べる。Wi-Fiモデルは128GBが9万9800円、256GBが11万6800円、512GBのWi-Fiモデルは15万1800円だ。Wi-Fi+セルラーモデルは128GBが12万4800円、256GBが14万1800円、512GBが17万6800円となる。2024年発表時はWi-Fiモデルが7万8800円から、Wi-Fi+セルラーモデルは10万4800円からだった。発売時の7万8800円という値段は今の価格ではないので注意が必要だ。キャリアではauが2026年7月7日適用の価格表でセルラー128GBを14万4800円としており、Apple Storeの同容量セルラーより2万円高い。同じ表で256GBは16万5800円、512GBは20万4800円だ。2024年10月時点のau表では128GBは12万4800円だった。auでは10月31日まで128GBを条件付きで5500円引きにしており、新規契約や直近に買った機種を12カ月目以上使っているなどの機種変更が対象で、在庫がなくなり次第終わる。ドコモとソフトバンクの今日時点の購入総額は確かめられていない。発売時の価格表は残っているが今の値段としては使えない。今のSmart Folioは1万800円だが、次の機種で使えるかはまだ分からない。次の機種の日本の価格や登場後に今のモデルが値下がりするかもまだ分からない。今は発売時より高い値段なので価格を重視するほど発表を見てから比べる意味がある。
性能は全て今のA17 Proモデルと第6世代の参考値であり、次の機種の性能予想ではない。今のモデルを買うときの材料として見たい。総合性能ではレビューサイトのバージョン10での比較で、今のモデルが157万2622点、第6世代が128万7990点で、元の点数から計算すると約22%高い。ただし質問音や試した回数は分かっていないため目安だ。中国メディアのGeekbenchでは今のモデルのシングルコアが2907点に対して第6世代が2158点、マルチコアは7245点に対して5523点で約39%高い。GPUは2万5676点に対して2万97点で約28%高い。第6世代側のソフトの細かな版や測った時期が分かっていないためこちらも目安だ。3DMarkのWild Life ExtremeではNotebookcheckの測定で今のモデル3488点、第6世代2870点で約22%高い。同じ記事の負荷をかけ続ける試験では安定度が今73.9%、第6世代82.3%だが、測った時期もOSも違う比較であり、この割合をそのままゲームのFPSの下がり方に読むことはできない。ゲームの実測では2024年にゲームモード有効で原神を20分試し、最高画質60FPS設定で平均59.7FPS、20分で電池10%減という報告がある。1つのサイトの報告であり、長い線や暑い部屋でも同じとは言えない。本体表面温度は最大負荷試験で室温20.3度の時に画面側最大36.4度、背面側最大39.1度だったが、別の負荷試験のため原神の結果とは分けて見たい。
電池は据え置き、画面の揺れは店頭で確かめろ
電池と画面も見ておきたい。Appleの公称値は今のモデルの電池19.3Whで、Wi-Fiでのネット利用と動画再生は最大10時間、セルラーモデルのモバイル通信でのネット利用は最大9時間とされる。2024年9月に試作機で明るさ50%などで試した値であり、ゲームや最大輝度で10時間持つ意味ではない。この容量と公称時間は第6世代と全く同じで、公称だけでは良くなったとは言えない。米メディアの明るさ150ニトでWi-FiのWebを見続けた試験では今10時間34分、第6世代10時間56分で、同じ媒体でも同日測定ではなく端末状態まで同じかは分からず、今の方が22分短い。大きく伸びたとは言えない結果だ。充電は20WのUSB-Cアダプターが付属し、30Wアダプターでの測定で50%まで38分、80%まで76分、満充電まで122分という報告がある。開始残量や室温は分かっていないため目安だ。最大充電電力と満充電時間の公式確認はできていない。画面は8.3インチ液晶で書き換え60Hzと報告されている。第6世代では縦持ちスクロールで表示がずれて見える現象が報じられ、Appleは取材に液晶の通常動作と答えていた。2024年のレビューでは今のモデルでも見られるとする媒体と、残るが大きく抑えられ気にならなかったとする媒体があり、完全に直したという公式告知や専用修正の更新は確かめられていない。表示の揺れが気になる方は店頭で普段読む文章をスクロールして確かめたい。次の機種の画面がどうなるか、有機ELかどうかも含めてまだ分からない。
乗り換えの注意点も多い。本体の大きさと重さは第6世代と今で同じで、軽く薄くはなっていない。チップはA15からA17 Proに、容量は64と256GBから128と256、512GBに、Wi-Fiは6から6Eへ、Bluetoothは5.0から5.3へ、USB-Cは最大5Gbpsから最大10Gbpsになった。Apple Intelligenceは今のモデルが対象で第6世代は対象外だが、使える機能はOSや言語地域などの条件で変わる。ペンはApple Pencil ProとUSB-Cモデルに対応する一方、第2世代は今では使えず、第2世代使いはペン費用も含めて考えたい。SIMは今のセルラーがeSIMだけで物理SIMは使えず、第6世代のnano-SIMからの差し替えはできない。ケースは今のSmart Folioなら2世代で使えるが、次の機種で合わない可能性が報じられており、待つ方が今ケースを買うのは控えたい。第6世代にあったUSB-C機器を認識しない問題はiPadOS 15.6で直したとされるが、第6世代についての記録であり今のモデルについてではない。
ネットの反応
9万9800円とか高すぎる。7万8800円の頃に戻してくれ
ケースの型番だけで本体変わるとか気が早いだろ。でも待つわ
電池が第6世代と同じってマジか。進化してないじゃん
画面の揺れがまだあるなら店頭で確認しないと怖くて買えない
物理SIM使えないのは痛い。eSIMだけとか不便だろ
第2世代ペンが使えないとか買い替えコスト高すぎる
10月27日登場とか噂だけでもう買う気なくなる。今は待つ一択
原神59.7fpsはすごいけど20分で10パー減るのか
AIの所感
2万円の値上がりとケースの型番という小さな兆しが、待つ理由として十分に重くなっている。今の端末が使えるなら正式発表を待つのが素直で、すぐ要る人だけが今のモデルを選べばいい。大きさも電池公称も変わらない中での値上げは、価格重視の人ほど発表後の比較を促す。形が変わるかもしれないという報道は、ケースを先に買うなという実務的な教訓でもある。

