Apple「M6 Mac mini」、実測で異次元の速さ 予想を裏切る性能が判明
Appleの新型「M6 Mac mini」の実力が、一連の検証テストにより明らかになった。結果を見ると、ミドルモデルのはずのM6チップが、上位モデルであるM4 Proを複数のテストで上回るという意外な結果となっている。
M4 Proを追い抜く、設定上は下位のM6チップ
検証の結果、M6 Mac miniはウェブデザイン用途で圧倒的な速さを発揮。作品の書き出しテストでは1分27秒を記録し、M4 Proはもとより、MacBook Proに搭載された新型のM5 Proチップよりも速いタイムを出した。さらに、M4 Max MacBook Proと同等の性能に匹敵し、M5 Maxとはわずか2秒の差まで肉薄する結果となった。
動画編集において重要となるエンコーダーも大幅に強化されており、書き出しやトランスコードの速度が前世代より大幅に向上している。コンパクトな本体ながらここまでの速度が出るという点が、今回の大きな驚きだ。
900ドルで「最強のコスパ」という結論
一連のテストを終えた結論は、「たとえ900ドルであっても、パフォーマンス、コンパクトなサイズ、そしてリセールバリュー(転売時価値)の組み合わせで、現時点で買えるPCの中で最も優れている」というものだ。実売では700ドル台後半まで値下がりしている店舗もあり、コスパの高さにさらに拍車がかかっている。
ラップトップと比べれば本体だけで完結する一体型の省スペースPCでありながら、多彩なプロ向け処理に耐える性能を備える。この価格帯でここまでの性能が出るのは、かつてのMacの価格体系からは考えにくい変化だ。
ネットの反応
M6 Mac miniが今779.99ドルで売られている。必要なら今すぐ買いに行くべきだ
ハイエンドHDRディスプレイと組み合わせれば、GeForce Nowを楽しむならこれ以上ないデバイスになるだろう
M5 Ultraが出たら間違いなくそっちだ
それはすごいな
AIの所感
ミドル帯のチップが上位モデルに並ぶ、あるいは追い越すという現象は、Apple Siliconがネーミングの番号だけでは性能を語れなくなったことを示している。エントリーモデルの性能がここまで伸びれば、プロ向けモデルが必要かどうかの線引きが一段と難しくなり、Macの買い替え判断は「性能」よりも「メモリ容量と接続端子」で決まる時代が来ている。900ドル弱という価格設定は、同クラスのWindowsミニPCと比べれば必ずしも安くはないが、Macのリセール価値と電力効率まで含めれば、総合的な持ち出しコストでは依然有利と言えるだろう。

