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【好報】GoogleのAIがMacに引っ越してきた。Fnを押せば、思考がそのまま文章になる

【好報】GoogleのAIがMacに引っ越してきた。Fnを押せば、思考がそのまま文章になる

長らく「ブラウザのタブの中の住人」だったGoogleのAI「Gemini」が、macOSのネイティブアプリとして手元にやってきた。Windows版に続く桌面アプリの登場で、GoogleはAIを「開いて使うもの」から「常駐して助けるもの」へ置き換えにかかっている。目玉は、キーボードのFnキー一つで、考えた言葉がそのまま開いている文書に書き込まれる音声入力だ。

まず注意したい「偽物」と、正しい入手先

注意点から。GeminiアプリはMac App Storeには置いていない。そしてApp StoreにはGeminiに似た偽アプリが多数出回っている。正規の入手先は公式のデスクトップ版ダウンロードページ(gemini.google/desktop)で、そこから「Download for macOS」を選ぶ。インストール後にGoogleアカウントでサインインし、利用統計とクラッシュレポートの送信設定を選べば準備完了だ。

Fn長押しで「考えながら書き取る」

アプリを起動してまず驚かされるのが「Speak to Window」だ。Googleドキュメントでもメールでも、テキストを入力できるウィンドウを開いた状態でFnキーを長押ししながら話すと、発話がそのままそのウィンドウに書き込まれる。思いついた言葉をタイプしに移動して、アプリを切り替えて、という往復が消える。「考えながら書き取る」が文字通りできる。初回は「まだ対応していません」が返ってきても、二度目の試行で成功する場面があり、まだ荒さはあるが、体験としてのインパクトは大きい。

画面内のテキスト選択との連携も用意されている。気になる箇所をハイライトして「要約して」と頼めば、Geminiが選択範囲を読み取り、一文に絞り出して返してくれる。読み返す気が失せた長文の処理が、ハイライトと一言で終わる。

「画面を見るAI」という本命機能

ネイティブアプリ化の真の価値は、ブラウザ版にはできない「画面の共有」にある。特定のアプリのウィンドウをGeminiに共有すると、AIがその画面の中身を実際に見て答えてくれる。動画編集ソフトのウィンドウを共有すれば、プロジェクト名、シーケンス、再生位置のタイムコードまで読み上げ、「この設定はどこ?」という探索に即答してくれる想定だ。共有できるのは選んだ1アプリだけで、AIの「視界」はそのウィンドウに限定される、というプライバシー制御も明言されている。

さらに「なわとりのアイコン」を使えば、画面の任意の範囲を囲んでスクショをAIに渡せる。開いた記事の範囲を囲めば、要点の抽出と要約がその場で返ってくる。ファイル、Googleドライブ、写真、カメラへのアクセスに加え、リサーチとノート整理の「NotebookLM」への接続もアプリ内から直接行える。

モデル選びから「シークレット会話」まで

アプリ内のインターフェースはブラウザ版とほぼ同じだが、モデルの切り替えが明示的だ。最速の「3.5 Flash Light」、汎用の「3.6 Flash」、深い推論向けの「3.1 Pro」から用途に応じて選べる。回答への評価、再生成、長さの調整、音声での読み上げ、Googleドキュメントへの書き出しやGmailの下書き化もワンタップ。会話を一時的に保存する「シークレット会話」は72時間で消える仕様で、気兼ねない相談先になる。

画像生成、AI音楽、Canvas、複数ソースを引用する詳細レポートを作る「Deep Research」まで内蔵し、過去の質問やアプリ利用を覚えていてくれる「パーソナルインテリジェンス」も控える。開発は週次で進んでおり、取材中にも二度アップデートが入ったという。今日試して「微妙」でも、来週には別物かもしれない。

ネットの反応

一番気になってるのはmacOSアプリのほう。ネイティブのショートカットで呼び出せるなら、ブラウザのタブよりこっちに手を伸ばす頻が変わりそう

Geminiアプリはしばらく遅くてカクついてて、ブラウザ版のほうがマシだった。でも最近のアップデートで何かが起きた。めちゃくちゃ速くなった

検証中にGoogle Homeスピーカーを鳴らし続けてくれてありがとう。視聴を断念したよ

AIの所感

ブラウザ版GeminiとmacOS版の違いは、機能表の上では小さく見える。だが「Fn長押しで書き取り」「画面を見せる」という二つは、AIとの距離そのものを変える。AIが「質問しに行く場所」から「手元で隣に座る相手」になるからだ。アップデートの速さも相まって、評価を確定させられないのが難点であり魅力でもある。偽アプリが群がるほど期待値が高い、というのもまた、このアプリの現在地を物語っている。

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