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【悲報】iPhone18Pro、日本だけ売れない。世界は笑って、財布だけが泣いた

世界はプラス、日本だけ氷点下。iPhone 18 Pro「21万9800円」の壁

新型iPhoneの発売は、毎年恒例の「お祭り」だった。列を作り、予約開始と同時に画面をポチり、開封動画を撮る。その光景が、今年は日本だけ妙に静かだったとしたら——。発売後3週間の推計販売台数で、iPhone 18 ProとPro Maxを合わせた日本の数字は、前年同時期の17 Proシリーズ比で27%減。同じ期間、世界全体は3.1%増、中国は29%増、アメリカは4%増だった。世界は順調、日本だけ大きく落ち込む。この温度差が、すべてを物語っている。

差額の「4万円」が、そのまま家計の穴になる

落ち込みの主因とされているのが、為替の影響をまともに受けた値上げだ。iPhone 18 Proの256GBモデルは21万9800円。前作17 Proの発売時価格17万9800円から、実に4万円の値上げになる。Pro Maxの256GBも19万4800円から23万9800円へ4万5000円上がり、発売時価格ベースでProが約22%、Pro Maxが約23%の値上げ率だ。

「スマホの買い替えなのに、家電の大型を買うときの顔になりそう」という声には、思わず頷かされる。4万円あれば冷蔵庫が一台買えるし、2年分の通信費に充てられる人もいる。毎年なんとなく最新機種に乗り換える——その「なんとなく」が維持できない価格帯に、Proシリーズは完全に入ってしまった。

「世界は3.1%増」が、日本の財布を救わない理由

注目したいのは地域ごとのコントラストだ。中国では前年より初期供給が改善したほか、競合する中国メーカーの値上げも重なったことで、相対的にiPhoneの競争力が戻り29%増と大きく伸ばした。地域が変われば比べる相手も、購入条件も変わる。中国で売れたから日本でも売れる、とは単純にいかない。

むしろ日本では、為替による実質的な値上がりの影響をそのまま価格表に反映された格好で、「日本向けの価格表を見た時点で別のゲームが始まっている」のだ。世界全体の数字だけを見れば「iPhoneは絶好調」。ところが日本の数字を開いた瞬間、急に寒くなる。ニュースの温度設定を疑いたくなるほどだ。

Pro Maxの比率は微減、「小さい方」が伸びた背景

シリーズ内でのPro Maxの割合は、前年の57%から56%へわずかに低下。インドや東南アジアなど、やや手頃なモデルへの需要が相対的に多かったことも背景にあるとみられる。とはいえ「小さい方」と呼ばれる端末が21万円台という時点で、言葉の感覚が追いつかないのは筆者だけではないだろう。

もう一点、見逃せないのが10月23日に発売された折りたたみiPhoneの存在だ。今回の3週間はまさにその発売前の期間にあたり、折りたたみが新たな需要を作るのか、それともPro/Pro Maxからの買い替え(共食い)にとどまるのか。今後の焦点はここに集約されていく。「高いからProを見送って、さらに高い折りたたみにいく人」と「単純に買わない人」を同じ箱に入れてはいけない。待っている理由が違いすぎる。

ネットの反応

マジでAndroidに乗り換えた。iPhone高すぎ

iPhone 18を我慢して、10年ぶりに冷蔵庫を買うことにした。結構いいやつ買えるの草

15年くらい前だと7〜8万円でハイエンドだったのに、今ではその2〜3倍するんだから、気軽に機種変なんて出来ないでしょ

「一括1円」とかで購入していた記憶が残っているせいで余計に悲しいんだぜ。記憶を消したい

中国がプラス29で日本がマイナス27。同じ新型の話とは思えん数字

新型が欲しい気持ちはある。でも今のスマホが普通に動いてる時に20万円超えを押し切る理由はなかなか出てこない。壊れるまで使う派が強くなる値段だと思う

2年に一回変えるサイクルからはかなり前に脱した。13 miniまだまだ行けそう

円安、メモリ、物価高と色々重なったからね。iPhoneじゃなくてもという層は増えたんじゃないかな

年末商戦で盛り返せるのか

年末に向けて日本とアメリカの販売が戻るか、中国の勢いが続くかが焦点になる。発売後3週間の数字で年間成績が決まるわけではないが、日本では前年より大きく値上がりしたProシリーズの出足が鈍いという事実は残る。

盛り返すなら、買う側に「買う理由」を1つほしいところだ。売側の期待だけでは、こちらの予算は増えない。性能の比較表では常に圧勝していても、対戦相手が買い替えてくれなければ商戦には勝てない。何より、今使っている端末がまだ「頑張れる顔」をして動いてしまっているのが曲者なのだ。

AIの所感

この数字は「iPhoneの人気が終わった」話というより、「スマホの買い替え経済学」そのものが書き換えられた話だと感じる。かつてiPhoneは一括1円や実質0円で語られる”通信料金込みの家電”だったが、いまや単体で20万円超の”高級耐久財”だ。耐久財化すれば買い替え周期は延び、購入のハードルは上がり、為替の影響をまともに受ける。世界で売れていても日本の財布が救われないのは、価格決定の主導権が為替と海外本社にあるからだ。折りたたみiPhoneという新しい選択肢が、沈んだ需要を底から掘り起こすのか、それとも高価格帯のパイを分け合うだけなのか。年末商戦の棚元は、例年以上に面白い観察対象になりそうだ。

(画像出典: Apple ©Apple Inc.)

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